すごい金額で落札されたね…Tokai。

先般のエントリで、「楽器の値段下がってない?」的なことを書きましたが、いやいや、全然…(笑)。局地的には、昔を大幅に上回る価値がついているのですね。失礼しました。

 

それが昨日終了したこのブツ。

 

 

キレイでしょ?これTokai JAZZ SOUND JB-120(1981年製)です。

まずね、間違いなくレアです。当時の最上位機種にして、ラッカー仕上げのハカランダ指板。多分ね、生産本数は一番少ないと思います。中古屋さんでも私は見たことがありません。さらにこの個体はミントと言ってよい状態。写真が複数のせてありましたが、どこをとってもとてもキレイです。特にオーナー数などについては触れられてませんでしたが、1オーナーと言われても不思議ではないですね。そしてもちろんフルオリジナル。プレイアビリティ良好、フレット山8部の4.3kg。うーん、こりゃそそる。最後の極めつけは「1円スタート」(笑)。出品された直後から、わたしゃずっとウォッチしてましたよ(笑)。

 

んでね、2,3日前までは5万程度だったので、これは個人的には逝きたいなぁ、なんて思ってましたが、あれよあれよという間に金額が上がっていきまして…。最終日の数時間前には当時の定価12万に迫る勢い。うわ〜、いよいよTokaiも定価を超える価値がつく時代になったか…まぁこれはキレイだし、13万14万ぐらいついてもいいよね、なんて思いつつ、個人的にはそこでThe END。諦めて見るのをやめました。そして翌朝、いくらだったのかと思って終了分を見てみますと…

 

241,000円!!!!

 

定価の倍。いや、もう、あれだね、ヴィンテージっすね、Tokai。確かにレアなグレードできれいな個体であるという条件はありますが、私の想像のはるか上の価値があることがわかりました。海外での取引は比較的高値なので、国際的に考えれば納得行かなくもないですけど、日本でもそうなるとは。低いグレードでも美品なら近年は定価ぐらいは値付けしてますしね。とはいえ、オドロキ…。

 

ちなみにね、この日、終了するオークションには、こんなのもあったんです。

 

 

fenderJAPANのJVシリアルで当時の最上位機種、62−115

こちらもオールラッカー塗装で、フルオリとのこと。見たところの状態もよい。元々はこっちの値段のほうが中古市場に置いては全然高かったんです。まぁ、10年ぐらい前にはすでに定価近くで取引されてましたしね。そしてこちらの最終落札価格が、151,027円…。

 

ついにTokaiがfenderJAPANのJVシリアル超える日が来るとは…。

 

感慨深いですね。「バカじゃねーの!」と言われつつ5,6本のTokaiをモディファイしてきた身としては(笑)。しかし、もう私の手には負えない価格になってしまいました。

 

とりあえず、個人的は大きなトピックでしたのでエントリにしておこうと思い、ペンを取った次第です(笑)。落札された方、おめでとうございます!何となくですが、音もとてもいいような気がしてます。オーラありますしね、コレ。どんな音がするのか弾いてみたいと思わせる逸品です。JVもきっと素敵な音がすると思います。おめでとうございます。

 

どちらのオーナー様も大切にしてくださいませ!久しぶりに楽しいオークションでした(笑)。

 

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ヤフオクの相場観から感じる景気/不景気。

最近ね、私の周りの“超・ミクロな実体経済”と、世の中で報道されている経済指標や事象とやっぱり乖離があるような気がしてます。

 

今日のニュースではね、経済状態がよいという論調が主流ですよね。株価は日々若干の乱高下はあるものの、平均で上げ基調であることは変わりないし、足元の平均年収は上がっているらしい(一部富裕層が大きく引き上げているという話はあるが)。大企業はアメリカでの法人税緩和による利幅増加や、国内の低金利政策による資金調達のしやすさ、またそれ故の金余りがまた株式投資熱や不動産投機への拍車をかけており、そういったニュースが出るたびに政府発表は自らの政策の正しさを喧伝するわけです。雇用に関しても、人手不足による倒産が昨年のレベルを超えて最多のペースになりそうだと出てました。

故に今を除いて消費税を10%にするタイミングがない!と考えてもいるのでしょうね。来年10月ですからもうすぐですよ。今までさんざんバズーカを乱れ打ちしていた黒田総裁も経済への影響は少ないと申しております。まったく信用はしておりませんが…(笑)。

 

まあね、ただ数字を見ていれば、確かにそうかもな…と思わなくもないのですのが、やっぱりあまりに実感が乏しいと言うか…。

 

まずね、金融緩和や米の法人税減税による恩恵を預かっているのは、大企業とそこに雇用されている人のみですし、そこが儲かれば庶民にまでお金が循環するというトリクルダウン仮説は、現状「仮説」のままですね。それに人手不足も新卒獲得とブルーカラーでは顕在化しているようですが、片やICTやAIの進化は雇用創出と反対のベクトルを向いているので、今後の総就労数は減少に向かうでしょうし。少子化ゆえ、それもやむなしとは思いますが、逆に元気な老人は増えており、アクティブシニアの働かせたい政府(供給)と、雇用者(需要)は全然マッチしてないようにも思います。

4月頃に、口の曲がった副総理の方が、「5年前より今のほうが悪いと思う人はよっぽど運がなかったか…」的な発言をして物議を醸してましたが、その時は8割の人が好景気を実感してないということでしたので、運が悪いでは済まされないよなぁと。

 

ということで、前置きが長くなりましたが、ここからが本題。

最初に、身近な“超・ミクロな実体経済”との乖離が気持ち悪いと書きましたが、何をしてそう感じているかといいますと…

 

ヤフオクの落札価格って以前より下がってません(笑)?

 

以前に感じていた相場観より全般的に安くなっているような気がするし、前なら速攻で入札されていたブツが以前より安い値段でも誰からも入札がなく流れるようなケースが少なくありません。買いもしないウォッチリストを相変わらず常時10〜20は入れてますが、そんなブツが少しずつ増えているような…。

まぁ、メルカリとかその他のオークションサイトもあるし、ヤフオク離れが進んでいる可能性もありますが、楽器全般、以前より安くなっているような気もします。

 

皆さん、緊縮財政を徹底しているのかな?と思うと、全然景気いい感じがしないんです。とてもミクロな話で恐縮ではありますが、多分一番身近でリアリティを持って感じられる経済なんですよね、私にとって(笑)。

相場が下がっているように感じているのは私だけなのかなと思いまして書いてみました。単純に私の嗜好するブツが現在の不人気商品ばかりだという可能性もなくはないですが…(笑)。

 

みなさん、いかがですかね?

 

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チョットびっくり。

このところのtokaiの古いヤツの高騰は著しいですが、これは凄いねというのを一つ。まずは写真を。






古いtokaiのPB。一般的には大体ハードパンチャーなわけですが、それ以前の機種で、ジャズベ同様のスパロゴが付いている。これは確かに珍しい。あんまり見たことないなぁ、なんてウォッチリストに入れておりました。しかし、見ての通り普通に考えればジャンクですよね。オークション上の表示もジャンクと書いてあります。ペグもダメだし、指板も相当な年数放置されていたような…そんな印象。2弦、ついてないし(笑)。まぁ、ジャンクらしいジャンクという感じでスタート価格は3000円。1万程度で終わるのかな、なんて思ってました。んで、最終価格を確認してビックリ。

53,600円…。

高い、高すぎる…。なぜにw???
確かにね、ネックエンドのシールが85らしいので、当時としては上位機種。良いベースだったことは間違いないと思いますが、ジャンクだよ(笑)。ここから結構手を入れないといけないし。そもそも弾いてもいないベース。音も分からないしトラスロッドもネックのソリも書いてないんだよ?それでここまで張れるもんか、と。

だけどね、実はこのベースに引っかかった理由がありましてね。それがこのネックの写真。



なぜか、ネックだけ超綺麗。音が良さそう。あと全体重量が4kgぐらいということで、バランス的にはちょうどいい。今が酷いだけに、あれこれといじって再生させたら、化ける可能性も大だし、何よりやり甲斐がある。ある意味ドMな思考ですが(笑)。
元々のグレードも先ほど言いましたように85であれば、ある程度の素性の良さは期待していいのかも知れません。そんな期待を込めて落札者さんは落としたんじゃないかなぁ、なんて思ってます。

ま、夢のある楽器だよね(笑)。しかし当時、多分85でも6万ぐらいで売ってたんじゃないかと思うので、そう考えると本格的にtokaiの値段は上がって来たのかなと思うような出来事でした。PBのスパロゴだからなのかな?

p.s
ちなみに同時期に出品されていたコッポロLGー5のオークション、最終的には希望落札価格の60万で終了。品不足継続中で市場のニースとはマッチしていないからなのか…。このままあんまり新品が入ってこないと、こういう価格を維持しそうだね。チゴイネ。

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