週末はベース三昧。その1

更新頻度が落ちております。もう毎日、忙しいというかと馴染めないというか(笑)。充実した日々は早く過ぎるのでしょうが、まぁそういったわけでもなく、なんだろ、気疲れだけが蓄積していく感じ。良くないっすね…。

 

という後ろ向きな話はこれぐらいで、ベース的には結構話題あります!まずは先週の土曜日。いつもお宅にお邪魔してはみんなでベースをとっかえ引っ掛けしながら弾かせてもらい、その後は素晴らしいお食事会へとご招待されるはたさんちの「魔女会」がございました!

 

 

(みんなしてベース弾いているとおじさん達が丸っこくなってて面白い。私はそれほどでもないけど、みんな結構お腹の上に載せてベース弾けそうな感じだもんねw)

この日の参加者はMさんとSさんとTさんと私とホストのはたさん。いくらイニシャルで書いても、写真出してたら意味ないっすね(笑)。久しぶりのはたさんちは相変わらず、ものすごーく良い楽器があって、ホント眼福(笑)。この方のすごいところは、ヴィンテージもハイエンドも分け隔てなく、いいところを理解して使い分けるところですね。

 

 

 

 

んで、みなさんもそれぞれの愛器を持ち寄ってーの、比較しーの。

Mさんは比較的最近手に入れたFREEDOMの5弦をいたくお気に入りのご様子で、この日もこのオレンジ色の憎いヤツをご持参。弾くとね、パッキリしてしているんだけど、ローミッドの肉付きがいいので、なかなかスウィートな出音がします。んでもって、弾きやすい。まぁ、比較的オーソドックスなシェイプのネックなので、違和感はないのよね。

 

 

Tさんはコッポロの初期のLG5と、62PB。これは両方共ほんとにバツグンよね。それぞれ細かく写真を撮っておけばよかったけど、弾くのに夢中で忘れてました。そうそう、この日は3本コッポロがあったのですが、それぞれ作られた時代でブリッジが全部違っていた、初期のものはコントロールのレイアウトが違ってたりして、その変遷が見えて面白かったです。ちゃんと比較写真とか撮ってなくてすみません。

 

 

この日、皆が絶賛したのは、以前もこのブログで紹介したLeFay。

 

 

これは本当に良い楽器だなぁ。重いんだけど、その重さを全く感じさせないホールド感。体にピタッと来るから、手の自由度も高く、演奏もしやすい。そして3マイクから繰り出すサウンドバリエーションは使いどころが多く、これ一つである程度のジャンルは網羅できてしまうと思います。ほんとにもっと日本に入ってきて欲しい楽器ではあるけど、以前よりはユーロも高いし、今では日本の輸入代理店もあるのでそうお安くはならないかも…。初体験のSさんも気に入ってバリバリに弾いてましたな(笑)。

 

 

あともう1本面白かったのはアレンビック!このアレンビック。初めて見るシェイプとコントロール。それはそのはず。我々の知り合いの方が細部まで拘ったオーダーにて製作されたワンオフモノ。まずアレンビックの3マイクなんて観たこと無いし、このコントロールもすごい。説明は聞いた気がしますが、ほぼ覚えておりません(笑)。でもね、出音は意外とアレンビックらしくない、というか、いわゆるみんなが想像する「あの人のあの音」ではなく、ミッドの詰まった個性ある音。何が近いかって言うと、若干誤解は生むかもしれませんが、WARWICKをソフィスティケイトしたような感じ。密度の濃い音なので、最初は戸惑うと思いますが、弾くにつれて近づいてきてくれる印象(アレンビックにしては珍しく、笑)。まぁ、6弦なので私には手に負えないのですが、皆さんは達者に弾きなさりますね。

 

 

 

 

本当はこの後、何やらシールドをとっかえひっかえしたり、その後の豪勢なお食事会が催されていたのですが、私は2時間ちょいで予定がありタイムアップ…。後ろ髪引かれますよね、ここのご飯(笑)。食事が先でベース後回しとかにタイムテーブル変えてもらえばよかった…(笑)。

 

 

 

 

これ、普通、家で出るやつじゃないよね…。写真だけ送られてくるほうが酷だと思う!

(# ゚Д゚)凸

 

ということで、またぜひ魔女会、定期的によろしくお願います(笑)。今後はもう少し話のネタになるベースを持っていきますから!

そこそこ長くなってしまったので、翌日日曜日は話はまた別エントリで。

 

JUGEMテーマ:音楽

小坂忠さんのライブを観てきました!

これだけのレジェンドが一堂に会することは、多分もうないんじゃないか…、そんなコンサートが一昨日、東京国際フォーラムAにて行われました。

 

 

新日本製薬prezents“SONG&FRIENDS HORO 小坂忠ほうろう”

 

エイプリル・フールのメンバーにして、今年でアルバムデビュー50周年。名盤HOROは説明の必要がないぐらいカバーされたりもします。1975年に同アルバム発表以降は、娘さんの大やけど事故の後に入信したキリスト教の活動に注力し、牧師さんになられたり、ゴスペルレコード会社を立ち上げたりされてましたね。2000年代になってからまた再始動し、2010年にはHOROのマスターテープが見つかったことから、自分の歌だけを入れ直したHORO2010を出されたりしてました。

 

私は実際の活動などをリアルタイムに体験している世代ではありません。でもHOROはCDで買ってますし、バンドで演奏したこともあります。まぁ、とにかくこのアルバム、コピーしてみると細野さんのベースがかっこいいし、コード進行とかも洒落てる。この時代の混沌としたシーンが垣間見える気がします。ソウル、ロック、フォーク…様々な音楽を消化した上で出来上がった音楽だと思います。

 

そんな小坂さんがね、SONG&FRIENDSの第2弾として登場すると聞きまして、これは拝見しなくては!と、 昨日にお邪魔した次第です。実は裏話をしますと、最初チケットが大きくは伸びずに主催的には心配されていたそうです。しかし、ライブが近づくにつれ急激に伸びて、当日会場を見る限りではあのフォーラムAがほぼ満席でしたよ!すごい!まぁ、こういうことはお客さんの年齢層の高いライブにはよくあります。大人の方々はお忙しいのでギリギリまで予定が見えず、1週間前からしか買ってくれない(笑)。ある程度は理解できますが、主催としてはハラハラしますよね(笑)。

 

しかし、このゲストを観たら、それが杞憂だとわかりますよ。名前をずらっと書くだけでも、ほんとにオールスター!!

音楽監督・MC的立ち位置で武部聡志、ゲストが細野晴臣、松任谷正隆、林立夫、鈴木茂、小原礼、後藤次利、高橋幸宏、CHAR、吉田美奈子、尾崎亜美、そして矢野顕子。この辺がレジェンドクラス。んで、小坂さんリスペクト後輩世代枠で、さかいゆう、田島貴男、槇原敬之、BEGIN。ハウスバンドとして、屋敷豪太、根岸孝旨、小倉博和…。そしてスペシャルゲストとして、あえての荒井由実(笑)。これだけのアーティストを集めたらギャラはいくらすんのよ?全員でアルバム総売上枚数何枚よ?と思っちゃいます(笑)。とにかくね、豪華メンバーすぎて終始どこを見るべきか悩んじまいましたね(と、ベーシストの石村順さんもFBに書いてましたw)。

 

ライブの感想ですが、予想以上に小坂さんの声は出ている。MCを聞いて初めて知ったのですが、大腸がん(だったっけな?)が発覚して、しかもステージ4だったと。転移した箇所からも癌を摘出して、その後はリハビリに専念…なんて話してましたが、まったくもってそういうことを微塵も感じさせない歌唱力。オドロキです。ハリのあるよい声でした。この分ならしばらくは元気な姿が見られそうです。

あと、個人的に印象に残ったのは、矢野顕子さんのピアノ。やっぱり他の人とは違うんだよなぁ。音色の美しさ、表現力が半端ない。歌伴のサポート2曲だけでしたが、一聴してその凄さが分かる人です。ピアノソロのステージが観たくなりました。あとはゲストヴォーカルの田島貴男。もうね、大好き(笑)。いま、日本で一番歌える人なんじゃないかな。圧倒的。今年中津川のソーラーブドウカンでも拝見しましたが、超かっこいいの。熱量がそのまま伝わる人はそういないからね。こちらもギター1本で行っているライブを見に行きたいですよ。

 

あとね、ベース的には、レジェンドだらけなわけで(笑)。それぞれに個性はありましたが、一番個人的に音も演奏も素敵だなぁと思ったのは根岸さん(笑)。遠目過ぎて使ってる楽器は全然わかりませんでしたが、サンバーストのJBのように見えました。とにかくラインがクッキリして聞きやすく、それでいてよく歌うベースでした。細野さんや小原さんはヘフナーとか使ってましたから、それはそれで独特。後藤さんは多分クルーズのフレットレスじゃないかな。エレベのフレットレスとしてはジャコ的な音ではなく、どっちかというと攻撃なサウンド。個人的には出したことのない音ですが、バンドの中ではああいう風にサウンドするだな、と勉強になりました。

 

こういうライブは何度も行われる訳もなく、一夜限りのもの。このライブのテーマとしては、「奇跡」というワードがあったようですが、相応しい言葉だと思いましたよ。とても素敵な経験ができました!

また元気な姿でステージに立ってもらいたいものです!

 

p.s

ただね、ライブのゲストが多いから仕方ないのですが、ショウの時間がちょっと長すぎかも…。入場列の捌きの問題か、30分弱押して始まって休憩なしで約3時間。終わった時間を観ると10時半すぎ。その間はトイレにもいけないの…。あと年配が多いから、座りとはいえ長時間は気の毒だったかな。例えば、休日の早めの時間から2部構成だと年配にも優しいコンサートになるのではないかと。なかなか会場が取れないので難しいとは思いますけどね…。

あとエアコンが効きすぎで震えながら観てました(2階席後方)。最後のほうに我慢できずに席立つ方も少なくなかったので…。せっかくなら最後までみたいでしょうし、適度な時間でやってもらったほうが満足度も上がるのではないかしら。ま、余計なお世話ですね。

 

JUGEMテーマ:音楽

いま会える(私の)アイドル、Micheal League(BOKANTE)を観にブルーノートに行ってきました!

 

 

もうね、(T_T)な訳ですよ!

 

ここ数年、私の中の好きなアーティストランキングのTOP3に入り続ける人物、それがマイケル・リーグなんす!その才能は天下一品。作曲編曲能力に優れ、コンポーサーとして若手(もう中堅かな?)ジャズメンの中では当代随一と思ってますよ。SNARKY PUPPYでは3度のグラミーを獲得してますし、FORQなどの活動でも定期的にアルバムリリースしていますね。主宰するレーベル、groundUPでは、様々な才能ある若手をフックアップしてますし、プロデューサーとしての手腕も抜群です。

もちろんベーシストとしても最高!!数あるアルバムやyoutubeなど、多分ひと通り観てるんじゃないかな(笑)。あと、ライブなどのソロとか本当に素晴らしい。もうね、コピーしまくり(笑)。この人のソロはすごいんだよね。いわゆる速弾きピロピロ系ではなく、よく歌うソロ。メロディやコードを踏まえて、手癖ではなく、キレイなラインを弾くんですよ。実際にそれらを弾いてみると驚くほど、コードトーンを上手に使うし、さらに4弦ベースの音域を目いっぱいまで使い切るんです。これは実は有りそうで無い。更にその弾き姿は情感たっぷり(笑)。演奏している顔見てるだけで酒飲める(笑)。

 

そんな敬愛してやまないマイケル・リーグが自身の新しいバンド「BOKANTE」を引き連れてのブルーノート公演、行かないわけにはいかないっすよ!!ということで、喜び勇んで会場に駆けつけたわけです。

 

当日ね、いつものように最初はハイチェアに座っていたのですが知り合いに声をかけられ、その方が最前列に陣取ってまして、隣空いているから来ませんか?と。普段は全体が俯瞰で見れるし、音がいいので後ろで拝見するのですが、やっぱりアイドルを見るには前が良い(笑)。ということで、一番前のセンターのテーブルに着座。マイケル・リーグまで3mない距離感ですよ!

 

んでね、目の前にベースアンプ。アギュラーにmoollonのサンバーストメイプル指板の5弦ベース。へー、こんなの弾くんだ、ってつぶやいたら、知り合いから今回のツアーは彼はベースは弾かないよと教えてもらいました。んじゃ誰が弾くんだろーなんて思って開演を待ってました。

余談ですが、ギタリストもmoollonのギターを使ってました。ルフェーブルもケヴィン・スコットもそうですが、NY系のエレベ弾くジャズメンはmoollon使用者、多いですね。日本ではエフェクターをKORGが入れているようですが、ベースは入ってきてないみたい。弾いてみたいけどなぁ。

 

 

さて。

暗転してメンバー入場。今回のツアーの編成はすごいですね。ドラム系(打楽器)が3人、ギター系(ギター3人(ウード含む)、スティールギター1名、ベース)で5人、ヴォーカルという編成。これがね、本当にプリミティブでミニマルなグルーヴを感じさせつつも、複雑なコードやエレクトロニクスを上手に取り入れてまして斬新。さすが、マイケル・リーグと素直に思いました。

彼がMCを努め、カウントを出し、ソロからの展開などの指示もステージ上から彼が全て出しているんですね。近くでステージ上のやり取りをみるとその関係性もよくわかります(笑)。こういう距離で見るのもたまにはいいですね。

 

マイケル・リーグは基本的には、GodinのMulti Oud(マルチウード)とSuproのエレキを弾いてました。ウードは面白いですね。どういうチューニングかはわかりませんが、副弦のあるフレットレスでムード満点です。あれ、ほしいなぁ(笑)。写真:真ん中あたりの琵琶みたいなヤツね。

 

 

それからベースは驚きのルイス・ケイトー。私、彼はマーカスバンドとか他のバンドでもドラムは何回も聞いてますが、ベースを弾くとは知りませんでした。しかも上手いの…。ソロとかも弾くの…。もうね、嫌になるよね。ドラムがあんなにできて、ベースもすげー弾ける。海外のミュージシャンは普通にプロとして2,3の楽器がひける人が多いよね。一つすらままならない凡人の自分としては、生きてて情けなくなりますね…。

 

本ツアーでは前述したように、マイケル・リーグはベースを弾かないのですが、私が見に行ったセットのみ、実は1曲ヴォーカルとのデュオでベース弾いたんですよ。次のセットでも弾かなかったらしいので、超ラッキー。眼の前、間近で見るマイケル・リーグは、youtubeなどで見たとおり、とっても表情豊か。ベースラインはもちろんですが、やっぱり顔ですよね、顔(笑)!顔で弾くプレイヤーは見ていて本当に楽しい。彼は、他の人のソロでも自分が弾いているような顔で、その演奏に共鳴してますよね。それが音楽家として素晴らしいなと。全体との調和し、他の人の音をすべて把握しようとしている姿には心打たれます。

 

あとパーカッションも本当によかった。特にステージ下手のモヒカンの方のセットが面白かった。Nordのパッドなども使いつつのソロパートがあったのですが、これから先のドラムセットってこういう自由な楽器構成になっていくのかもなぁ、なんて思って見てました。必ずしもスネアやタムも必要ないかもしれないし、アコースティックなものとエレクトリックなものをうまく融合させれば、自由度は更に高くなるのでしょうね。

 

 

 

 

 

今、この時代にこういう音楽をやる意味みたいなことを考えされられたライブでした。もちろん、サウンドやグルーヴは最高で、一回も時計を見ることなく、あっという間に終わってしまった感があります。今年見たライブの中では、KnowerとこのBOKANTEがトップ2ですね。間違いない!!

 

このいろんな音楽が出つ尽くした感じがする時代にあっても、まだまだ新規性を感じさせるサウンドってあるし、それらを提示してくれるバンドは素晴らしい!これからも彼らの音楽を追っかけなければ!と心に誓うライブでしたよ!!ほんと、行ってよかったです。またマイケル・リーグやgroundUP系の来日があれば絶対行くし、ほんとオススメしますよ!

 

あー、楽しかった!

 

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