いやぁ、天は二物も三物も与えるよね。Esperanza Spalding@BLUENOTEを観てきました。

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彼女のソロアルバムは全部持ってますし、ライブもグラミー受賞後のブルーノート東京JAZZと観ており、今回で3回目。普通にファンです(笑)。何がいいって、まぁ言及を避けては通れないその容姿(笑)。まぁ、かわいい!!顔なんか小っちゃくて、それでいて体の線も細くって、華奢(その辺はタルちゃんとは全然違う)。しかし、演奏を始めるや否や、男性顔負けのグルーヴと、何よりもそのヴォイスが素晴らしい。それと毎回アルバムなどもコンセプトが変わり、全く違う表情を見せるその音楽性の広さ。天才という言葉は彼女のためにあるのかも、と独りごちております。そんな彼女の緊急来日、行かないわけにはいきません!ということで、初日の1stを拝見してきましたよ。

 

会場は満席。2階もいっぱい。さすがに人気ありますねぇ。いつも通り、来日メンバーなどの予備知識なしで行ったので、今回はどういう構成なのかと思いステージを見ますと、意外とスカスカ。いつも結構大人数での来日が多かったのですが、今回はギタートリオの構成なんすね。いや、それもまたビックリ。

 

いつも通り、ステージ導線上のカウンター前にハイチェアを出していただき待っておりますと、彼女が目の前を通ってステージに登壇。衣装は赤と青っぽい上下の柄物でパンツスタイルなんでだけど、スタイル抜群。何なら髪型の横幅より体の方が細い(笑)。そして顔ちっちゃ!間近で見ても本当に美人なの。ほれるわー。

 

演奏内容をネタバレしない程度の言っておきますと、決して分かり易い楽曲ではありません。ギタリストはほぼジョンスコ風だし、コード進行も普通じゃない。しかもアウトしているソロが多いから、聴く側にも音楽リテラシーは必要ですね。

今回は比較的ウッドベースメインの演奏で、エレベを持ったのは2曲程度かな。彼女のライブの見せ場は、楽器演奏というよりはやっぱりヴォーカル。ホント素晴らしい!複雑な4ビートやリズムを刻みながらも、ベースはグルーヴしつつ、ヴォーカルはシンガーのそれ。どうしたら、あんな風に歌いながら弾けるのかしら?ソロも歌いながら弾いてましたけど、ベースとのユニゾンとか、完璧なの。歌うことすら難しいラインなんだけど、ウッドと完璧にシンクロしてるんだよね。

 

今回観てはっきりと認識できたのは、彼女はエレベではなくてウッドの人なんだなぁ、ってこと。演奏しているときの雰囲気なども圧倒的にウッド弾いているときの方が様になってるし、体全体を使ってグルーヴしている。エレベではファンキーなラインを弾いてましたが、運指や使用するポジションもウッドのそれでしたし。

 

ちょっとだけ気になったのはその音色。ウッドの箱鳴りが強くミッドが結構ボワッとしてたかな。エレベは5弦フレットレスなんだけど、ワンマイクなこともあり、ある意味粗野な音。以前見たときもfenderJBの音があんまり良くなかったのですが、その辺はあまり気にしないのかな。

 

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最後ね、アンコールで、ウッド1本で歌ってくれたんだけど、もうね、それだけで多分1時間半のショウができるね。観てても聞いてても飽きない。最高ですよ。マジで私が若くて才能のあるミュージシャンだったら、絶対口説いているね(笑)。

 

彼女の音楽は、間違いなくジャズではあるが、やはり幼少から親しんだクラシックの影響が強く感じられます。本当にオリジナリティのある音楽を作るし、それを表現するスキルも十分にある。もし当日立ち見でもチケットが出るなら絶対に行くべきです!

これからも来日があれば、必ず行きますよ!だって結婚したいミュージシャンNo.1だもん(笑)。

 

最後にエレベのヘッドの写真を上げておきますが、これはどこのブランドなのかしら?ヘッドの形が特徴的なので、分かる人には分かると思うんだけど。ちなみに彼女はストラップをせずに、結構幅のあるベルトにフックをつけてベースをホールドしてました。珍しいよね。衣装の形が崩れるからなのかな。ZZTOPみたい(笑)。

 

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だけど、ショックだったのは、左手の薬指に指輪をしているみたいだったこと…。途中から気になってそこばかり見ちゃいました…(T _ T)。

 

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席に座って待っていた時に声を見知らぬ方から声をかけていただきました。JACOのトークで話された方ですよね?って。少しお話をしたらぐるまんさんのお友達のようでした!世間は狭いですね。ブログも観ていただいているとのことでしたで、こちらで御礼を申し上げておきますね!ありがとうございました!

 

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現役バリバリだなぁと改めて。ChickCoreaElektricBand@BLUENOTEを観てきました。

GRPファンなら、ハズせない公演が昨日から始まっています!

チック・コリアエレクトリックバンド、しかもそのメンバーは初期の代表作で共演していた最強メンバー!デイヴ・ウィックル(Dr)、ジョン・パティトゥッチ(B)、エリック・マリエンサル(Sax)、フランク・ギャンバレ(G)という布陣。これは行かないわけにいかないでしょーってなことで、バーチーズの斎藤くんと初日の1stセットを観てきました。

 

私がCCEBのCDを聞き始めたのは確か大学生時代。もうね、すげーがっこいいー!ってんで、参加しているそれぞれのメンバーのソロアルバムまで全部買い揃えたぐらいファンだったのでとっても楽しみにしてましたよ!

 

いつもなら開演ギリギリに入るところですが、さすがにこの日は結構混んでるだろうと思い、20分ぐらいまでにブルーノートには着いたのですが、甘かったです…。全公演、全席ソールドアウトだそうで、いつもお願いしているハイチェアもすでにいっぱい。なので、久しぶりにステージを横から俯瞰で見る2階席に行くことにしました。ここに座るのはグラミー受賞後のエスペランザ・スポルディング公演以来ですね。

 

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まぁ、チックの演奏はよーく見える席です(笑)。でもスピーカーが邪魔でドラムやギターは見にくかったのです(笑)。

 

んで、ちょい押しして開演。演奏的なことを総括して一言で言ってしまうなら、やっぱりそれぞれ現役バリバリにミュージシャン達であり、全く枯れたとか、衰えた、なんてことはありません。インタープレイも高速ユニゾンも涼しい顔でバチッと決めます。多少きっかけを間違えてもリカバーの速さは素晴らしい(笑)。ぼんやりと観ながら、トッププロって、やっぱりどんなにすごい演奏をしていても、どこか頭の中はクールで、それにギリギリの演奏ではなく、当たり前だけどすごく余裕を持っている。不思議なもんでそうんあプレイを見ていると、こちらも気持ち余裕を持って観られるものですね(笑)。

 

それぞれのプレイに言及するとキリがないので、さくっと。

デイブは叩き姿がかっこいい。今時は少なくなったレギュラーグリップでイカス。なんとなくガッドっぽさを感じたのは彼が円熟してきたからか、それとも多少引いた演奏をしてたからか(笑)?

エリックはソリストが多いせいか、そんなに目立った感じではなかった。ギターにマスキングされて若干聴き取りづらいこともあったけど。ソプラノサックスの音色は良かったなぁ。

フランクは、ペロペロ速弾き健在。この人、なまじ上手かったからジャズメンになっちゃったけど、メタルバンドで売れたほうが生活的には良かったし、向いてたんじゃないかと(笑)。スキンヘッドでデブだったので、ケリー・キングっぽかったし(笑)。

ションは、ほとんどヤマハのセミアコ的な6弦を使っていたけど、まぁアコースティックな音ではなくて、いつもの音に近いよね。あの楽器を使う意味はあるのかな、とは思いました(笑)。しかし、ユニゾンとかごまかしがなく、早いフレーズもきっちり弾いてました。大したもんだ。

 

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チックの演奏は本当にいいね。何より音色が素敵。ローズ系を中心に使ってましたが、時折使うミニムーグらしきシンセの音やエフェクト、ベンドなどのホイールの使い方がレコード聴いたソレ、そのままで聴いてて嬉しくなりましたよ。もちろん演奏は完璧だし、上から見てたので、その美しい指使いも十分堪能できました!

セットリストは比較的初期のナンバーが多く、アンコールは一番聴きたかった“Got A Match?”をやってくれたので、大満足。

 

 

ちなみにこのYou Tubeの方が昨日の演奏より熱いと思われます(笑)。途中から撮ってるに17分もあるもんね(笑)。ま、初日の1stだから仕方ないか(笑)。

 

演奏終了後に、ステージの機材を撮りましたので、上げておきますね。

 

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ジョンは1曲だけBBを使ってましたね。スラップしてましたが、やっぱりこの人は指弾きの人だなぁと思いました。裏向きになっているのが主に使っていたセミアコだけど、近年弾いていたシングルカットではなくて、ダブルカッタウェイのモデルでした。新しいやつなのかな?

 

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フランクが使用していた楽器は、以外にもCARVINとCORT。廉価なイメージがありますが、音は良かったすよね。

 

一応ね、全席ソールドアウトとは聞いてますが、昨日は立ち見席も出たようですので、興味がある方は問い合わせてみても良いかもしれません。このメンバーによる演奏は聴き所満載だし、時間が短く感じられることは請け合いです!20日(月)までやってますから!

 

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Danny McCaslin@BLUENOTEに行ってきました!

ダニー・マキャスリン、皆さんご存じですかね?

 

デイヴィッド・ボウイの遺作、★(BLACK STAR)のサイドメンが、自らの新譜のリリースを記念し、リーダーバンドを引っさげて来日したんです!私は彼の作品を昔からチェックしていて、ソロアルバムはほぼ持っています。なので、久しぶりに初見かつ本当に楽しみにしていた来日っす。

 

しかもメンバーも豪華。今、一番NYで売れっ子ドラマー、マーク・ジュリアナに、同じくニューチャプター系のサウンドでソロアルバムも出ているジェイソン・リンドナー、そして以前、キース・カーロックなどとコットンクラブに出演していて大ファンになってしまったティム・ルフェーブルという布陣。まさに全員観たいアーティストですよ!

 

公演は2月1,2日の2日間。正直、知名度的には、まだまだマニアックな部類に入るので、客の入りはどうかしら?なんて思っていたのですが、会場に着いてみるとビックリ。地下の受付フロアが人でいっぱい!ブルーノートの人に聞くとなんと満席だそうな。素晴らしい!やっぱりボウイ効果なのかしら。

 

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多分、あまり聴いたことがない人も多いと思うのでYou Tubeを貼っておきますが、結構前衛的な(?)部分のあるので、好き嫌いはあろうかと思います。

 

 

 

私、こういうの、大好き(笑)。ものすごくエネルギッシュだし、既存の音楽をきちんと消化しつつも常に壊し続ける感じがたまらないっす。

 

当日のLIVEの詳細を書くと結構膨大な感想になってしまうので割愛しますが、上のYou Tubeより少し大人し目だったような気がする。もっと弾けた演奏が聞きたかったかな。初リーダーバンドの来日の初日だったので、まだ硬さがあったのかしら。それともセットリストかな。

 

このLIVEの前日に、ブルーノート系のcafe104.5でメンバー全員出演のトークショウがありまして、そこで少しだけお話をする機会がありました。その時の個々人の印象だけ伝えますと、

ダニー:長身痩躯。すごく丁寧で知的なジャントルマン。

マーク:小柄。時差ボケの影響もあったそうですが、割りと無口で大人しい。

ジャイソン:一番、ある意味スノッブな感じでミュージシャンぽい。

ティム:大柄で陽気&プレンドリーなザ・アメリカン(笑)。オーバーオールでも来たら農場が似合いそう(笑)

こんな感じっすね。

 

んでね、ベースのティムさんに、私もベース弾くんだ!だから機材の話を聞かせてよ、と話しかけると止まらない(笑)。しかもこちらの拙い英語スキルはお構いなし(笑)。しばらく話した後、明日もLIVE来るなら、俺のベース見せてやるよ!と約束してくれました。

 

んで、当日のLIVE終わりに声を掛けると、ちゃんと名前まで覚えててくれて、ステージの上に置いてある機材を見せてくれました(ブルーノートのスタッフの方に怒られましたけどw)。彼はフレーズがかっこいいのはもちろんなのですが、エフェクターを本当にセンスよく使うんですよ。しかもそれが結構キワモノで、ディストーションやリングモジュレーターとか(笑)。なので、何を使っているのか興味津々で。

 

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やっぱり歪みとリングモジュレーターはしっかり使ってましたね!マネしたいっす(笑)!

 

使用していたベースは以前、You Tubeで見た韓国製のベースではなく、こちら。

 

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CallowHill。私自身もあまり知見のないブランドなのですが、バーチーズが実は代理店契約をしようとコンタクトしていたらしい。しかし残念ながらビルダーの方が亡くなり、立ち消えになったという話です。その後もステージからベースだけ持ってきてくれて、触らせてくれました。いい人だ(笑)。

 

この公演はやっぱりミュージシャン達の関心も高かったようで、会場でandrop前田くんとその友達のギタリスト大江康太さん、山本連くんにも会いました。あと私が一緒に行ったバーチーズの斎藤くんとで、ティムを挟んでしばらく談笑。記念写真も取りましたよ(連くん、トイレ行ってる間に撮ってごめんねw)。

 

 

いつか、彼らのホームグラウンドのNYのTHE 55BARとかで見ることができたらいいなぁ。まぁそんな時間的、金銭的は無いけど(笑)。まぁ、年1回ぐらいはレギュラーでの来日を希望しております!また来たら絶対観に行こ。

 

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