丁寧な説明…。

国会閉会中審査、世間の耳目を集めてますねぇ。

 

首相の答弁に関しては、それぞれの所感をお持ちかと思います。私も観ていて歯切れ悪!とか思いましたけど、何となく印象に残ったのは安倍さんの言う「丁寧な説明」という言葉。

 

「国民のみなさまから信頼を得られるようひとつひとつ丁寧に説明する努力を積み重ねていかなければならないという決意を新たにしております」

 

首相は果たして昨日の質問に対する回答も丁寧に行ったつもりなのですかね?また同じく質問を受けている官僚や大臣も同様の気持ちを持って臨んでいるのですかね?

 

「丁寧な説明」って、説明をしている当事者が語るべきことではなく、基本的には受け取り手が感じて評価することだと思うんですよね。この人は丁寧に説明してくれた、と感じるかどうか。話し手がいくらそれを心がけていても、伝わってなければ、それはきっと「丁寧な説明」にはならない。

 

仕事をする上で「丁寧な説明」を心掛けないといけないとは思いつつ、相手側がどう感じるかまで意識してないことが自分にもあると思うので、そういう意味では反面教師にしないといかんな、と漠然と思ったりしてました。

 

早いところこの手の話は片づけていただいて、本当に大切な政策の話を国会では行ってほしいもんです。

 

p.s 稲田さんは野党の時は結構厳しい追及をしてたけど、全くもって逆の立場になってますな。やっぱ石破さんの方が安心感あるなぁ。

 

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6年...。

今日、すずのすけの散歩で少し遠くまで足を伸ばしました。するとね、どこかから町内放送的なアナウンスが聞こえてくる…。川沿いの風の強いところだったので、その内容はよく聞き取れませんでしたが、ところどころ聞こえる単語から震災に関することを話しているのだと分かりました。

 

時計を見ると午後2時46分。

 

その場で心の中で黙祷し ました。未だ遺体の見つかっていない方も多いし、身元不明の方も多い。まだまだ実際に被災した方に取っての復興の道のりは遠いですよね。

 

震災にあった子供へのいじめとかも最近はよくニュースになってます。いじめる側は軽い気持ちでやってるんでしょうが、いじめられる側は故郷を追われ移住しているのに、その先でも待ち構えているのがそんな周囲の対応じゃ、生きていくのが嫌になるでしょうね。実際にその被害にあっていない人ほど、支援や思いやりは必要と思いますが、なかなかそこまで思いは至らないようです。

 

私は被災してませんし、家族も親族も友達も財産も何一つ失っていません。正直、ありがたいことだと思っています。でもね、なんか心のどっかに申し訳ない気持ちがあるんですよね。大変な環境にいる人達がいるのに、普段は何事もなかったかのような普通の暮らしをしていることを。震災の後、比較的すぐにいわき市に行った際に見た光景、人たちの表情がトラウマになっているのかもしれません。ヘンですかね…。

 

少しでも自分の気持ちを和らげることために、今年も募金します。そのほうが心が軽くなるので。人のためではなく、自分のために。

 

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日本の転換点になる米大統領戦だったんじゃないかと。

 

大半の予想を覆し、トランプ氏が大統領になりましたね。

 

事前の世論調査と逆の結果が出てしまうあたり、イギリスのEU離脱を思い出しました。多分、この2つの事象はほぼ同じような国民の感情に起因してますよね、きっと。


今回のアメリカ大統領戦はいろんな対立軸の見える選挙でした。移民問題に始まり、経済格差、TPP、核に関する考え方、などなど。山積するそれぞれの課題に通底するものがあるような気がしてなりません。それは、新聞や有識者などのコメントにも時々取り上げられた言葉ですが「グローバリゼーション」。これが今回のキーワードだったように個人的には考えております。

 

グローバリゼーションとの決別。

行き過ぎたグローバリゼーションの揺り戻し。

置き去りにされたローカルの反逆。

こんな言葉が浮かんできます。

 

物や人の距離が飛躍的に近くなった現代。全世界を対象にビジネスは展開し、その時流に乗れた勝ち組と、そうでない企業、人々。経済格差は広がる一方。アメリカは日本よりも早く中間層が消滅しつつある現状。真面目に働いても所得が増えない。もしくは働き口のない労働者階級。そこに移民問題。低賃金で働く層が増えれば、偉大なアメリカを経験してきた従来からアメリカに住む白人は不満も溜まるのは想像に難くありません。

 

ザックリ言ってしまうなら、今回の結論としては、広い世界に目を配るより、先に日々の生活に困窮する人々に目を向けよ!と民意の顕れなんでしょう。イギリスのEU脱退と同じ趣旨。リベラルを標榜し、自由経済のメリットを享受できている大都市圏の住民と、そうでない人々の分断。そこを救う発言や、置き去られたと思っていた人たちに手を差し伸べるような言葉があったのが、トランプだったんでしょうね。

 

このような流れは世界各地で起こってますね。極右政党の台頭なんかは国民戦線やAfDなどヨーロッパほど顕著ですし。そういう活動が活発化する時期(グローバリゼーションの限界)に差し掛かっているのかもしれません。考えてみれば、国や行政のリーダーも比較的タカ派と言われる人達が多くなっているように思います。

 

既存の概念を覆す。破壊する人たち。そしてその後に創造が始まるだろうという期待が彼らを押し上げているんですよね。

 

エグゼクティブに対する不満、現在の生活に対する不満、そして未来に希望を持てない不安。ま、確かにそういう気持ちは一般市民の中に少なからずあると思います。まずは自分の生活、足元を固められるような、そんな実直な政策をみんな期待しているんですよね。その気持ちは分かるなぁ。

 

当選後のトランプのコメントは意外にも大人で、ちょっとビックリしました(笑)。アメリカを常に第一に考えるが、他のすべての国と公平で良好な関係をつくる、と。顔つきも選挙時とは違って落ち着きが見えました。どっちが本当の彼なのかな(笑)?まぁ、これからどのようなブレーンを迎えて、どこから手を付けるのか興味深いです。

 

そして、これからの日本にこそ、更なる注視が必要だと思っています。もしね、今までの選挙戦で話した通りの公約をトランプが守るなら、もう日本はぬるま湯に浸かっていられない。安保しかり、経済連携しかり。戦後から、なんやかんや言いながらも、アメリカの庇護下にいたことは間違いないこの国が、自分の足で立つ決意をするのか。それとも従来通りの路線を取るのか。実際、その路線が取れるかどうかは分かりませんけどね。いくら日本が求愛しても振り向いてもらえない可能性もあるわけで。

 

これからの国のかじ取りは難しいなぁ。どうなるんだろ…。不安を覚える結果であったことは間違いありあせん。個人的にはぬるま湯に浸かっていたかったので、漠然とクリントンを応援してましたが(笑)。ただ、もし私がアメリカ国民で、ラストベルトあたりに住んでいたら、トランプに票を入れていたかも知れません。そこに住まない人間には気持ちの共有は難しい。事態はそれほど切迫していたのかもしれません。

 

早くアメリカホワイトハウスのブレーンや組閣が見えて、方向感が分かると少し安心できるかもしれませんね。逆に恐怖のどん底に突き落とされるかも知れないけど…。

 

散漫な感想で恐縮。

 

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