西山瞳の鋼鉄のジャズ女。

私ね、この人の語り口が好きなんです(笑)。

 

まずはご一読ください。

 

そもそもこのバンド『New Heritage Of Real Heavy Metal』(NHORHM)、ベースは織原くんなので、最初はそのご縁で拝見したのですが、まぁ楽しい。この方のMCの間も独特で。すこしはにかんだような早口で、説明しなきゃ!って一生懸命に話してくれる感じ。いい人なんだろうなぁって思います。アルバムも大好きで全部持ってます(笑)

 

んで、この記事のメタラーへの誤解を解こうとするくだり、本当に愛を感じますね。メタルファンほど、マナーの良いお客さんはいませんからね。今年は、ラウドパークが開催されない、とのアナウンスがありましたが、非常に残念ですよ(まぁイベントのブッキングに思うことがないわけではありませんが)。黒いロックTシャツ(多分何年も来たであろう色落ちしたものとか)を着たオジさん方が同好の士と睦まじく話す光景、ただただ静かに長時間の物販列に文句一つ言わずきれいに並んでいる光景、少し動いただけで疲れ果てアリーナではなく客席に佇む光景…すべてが美しく愛おしいですもんね(笑)。

(ちなみにメタルイベントはまずオンタイムで進行するし、終了後のゴミも少ないです。R&B、EDMは終了後、床一面プラカップでした…)

 

あと、この下りはちょっと笑いました。

“〈次の曲はパンテラの“Walk”、聴いて下さい〉とマイクを持って話すのですが、
3年経っても〈私はこのジャズのステージで何を言ってるんだろう〉と、心の中で思っています。

〈次は、AC/DCの〉〈今の曲は、マノウォーの〉次々と場違いなワードを繰り出す自分。

〈これはジャズ・ファンに伝わっているのだろうか……? 〉と思いつつ、
〈この場所でパンテラを演奏するのは、私が初めてだろうな〉
〈この場所でパンテラというワードを言うのは、きっと私が初めてだろうな〉
などと考えたりもします。”

 

確かにそうだよなぁ。まぁ、コレを聞きに来ている人は当然知っているとは思いますが、一般的なジャズ箱ではまず耳にしないバンド名ですもんね(笑)。

 

それと、この辺の気持ちもよく分かる。

“その日のライヴで、何のバンドのTシャツを着ているかは、大変重要です。そのバンドの過去ツアーのTシャツ、他バンドのTシャツの人も結構います。当日、自分が盛り上がるために着るのもありますが、我が軍はここなのだ、という所属表明にもなります。”

 

ただね、ロックTシャツに関して、最近個人的にちょっとやだな思うことが少し。それはね、ジャズミュージシャンのロックTシャツの着用。いやね、きっと好きなんだと思いますよ、メタルやロックも。でもね、なんかね、「おれ、ジャズやってるけど、メタルも理解しているし、好きなんだぜ!音楽の趣味、広いだろ?俺って!」て言われているような気がして(笑)。しかも大体そういうTシャツは古いアーティストのものばかり(メタリカぐらいまで)。おまえ、最近の、聴いてないだろって思います。ほんとに好きならね、最近のバンドのも買いなよって。私はちゃんとイベント現場で一番気に入ったバンドのTシャツ買ってますからね。そうそうは着ないけど(笑)。

 

話が脱線しましたが、面白い記事だったので、ご興味のある方はぜひ読んでみては?というご案内でした。

 

p.s

ちなみに織原くんの音楽的原泉はロックで、ビリー・シーンになるつもりだったようです(笑)。いまでもよく使う薬指ピッキングみたいのは、その名残ようです。役に立ってますね(笑)。

 

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スティーリー・ダンの本。

書籍ネタが続きます(笑)。

 

以前ね、冨田恵一さんが書いた“ナイトフライ録音芸術の作法と鑑賞法”という本を紹介したことがありました。急ぎ、レビューを書け!との編集者からのご指示でしたが、まぁ手ごわい本で、読む進めるのに半月掛かりました…。んでもって、また新たな指令が下りました。この本をレビューせよ、と。

 

 

もうね、どうしてこうもスティーリー・ダン、ドナルド・フェイゲン絡みの書籍は読むのに時間がかかるのでしょう(笑)?とっても分厚い本なのに、今どき1Pが2段組みで約430p。ガッチリしたハードカバーですよ。読んでも読んでも進まない…。でもね、それはなかなか斜め読みさせてくれない内容の濃さがあるからなんですよねぇ。

 

この本はブライアン・スウィートという方が1994年に発行した書籍(1997年にリットーから翻訳したものが発売されている)で、2015年に全編加筆修正された完全版として再度発行されたものを翻訳しなおした書籍です。

 

とにかくね、登場人物の多さと来たらハンパない。たくさんの外人さんの名前が出てくるので、読み進めていると「これって誰だっけ?」ってなことになって、振り出しに戻る的な…(笑)。2人の育ちから出会い、バンド結成に至るまでのサポートメンバー時代職業作家時代、デビューからその変遷全て網羅しております。いや、きっと網羅してます。実はまだ全部読めてないからオチが分からず紹介してます(笑)。でもね、知らなかったことがホントにいっぱい書いてあります。

 

全編を通して描かれている2人の人物像はとても興味深いですね。簡単にいうと、シニカルでアイロニーに富んだ偏屈でコミュ障のインテリ(笑)。天才とはやはり常識では計れない部分が沢山ありますね。

 

スティーリー・ダンのマニアでは有名な話とは思いますが、最初期にはドナルド・フェイゲンが自分のヴォーカルに自信がなく、歌くことを極端に嫌がっていた話なんかは、ことあるごとに触れられています。また当時の2人を除いたメンバーの想いなども語られており、当時の音源と合わせて読むと、これ作りながらそんな気持ちだったんだぁ、なんて思ったりします。

 

まぁ、マニア向けではありますが、冬の夜長にはもってこいの本かと。お正月などにゆっくり読むほうが楽しめるかも。

 

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JAPANの本。

ちょっと前に出版された書籍なんですけどね。この本、ご存知ですか?

 

JAPAN 1974-1984 光と影のバンド全史

 

そう、JAPANのドキュメンタリー本です。もうね、大好きなバンドなので、これは是非読まねば!と思い手に取った次第です。しかし、まぁ、内容が濃いの。それぞれの生い立ち〜幼少時代から家庭環境、バンド結成まで道のり、またバンド変遷における音の変化はもちろん、メンバー内のパワーバランスやマネジメントとの契約内容、交流のあった人達との過去の対談やインタビューまで記載されてます。320p…超分厚い(笑)。

 

 

さらには貴重な写真も沢山載ってます。

 

 

最初の頃のバンドイメージから徐々に脱却して行く様や当時バンドが置かれていた環境など、音源だけでは窺い知れない部分がたくさん載って、読みながらそうだったんだぁ!とか、意外!とか思うことが沢山ありました。例えば、リチャードバルビエリが銀行員だったとか(笑)。あと、ヨーロッパでは全然まだ人気のない頃に、日本だけやたら売れてて本人たちが面食らった話など、面白いです。

 

基本的には時系列に記載されてますし、それぞれの楽曲に対する秘話や制作背景も記述されているので、1stアルバムから順に聞きながら読み進めると理解が深まります。とても時間がかかりますが…(笑)。

 

JAPAN好き、ミックカーン好きにはたまらない本だと思います。ご興味があれば。

 

 

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