変態サウンドのススメ。

先日、丸の内コットンクラブにクランツ=カーロック=ルフェーヴルを観に行った際のこと。
 
今、一番NYでCOOLなギタリスト、という触れ込みだったので、期待しまくりで行ってきました。もちろん、その内容は前評判と違わず、非常に濃いもので、定型のJAZZというよりは、本当にその場の空気に即したフリーインプロビゼーションを主体としてもので、聴き手にも相当な集中力と理解力を求めるものではありましたが、それぞれの持つテクニックと感性がぶつかり合う素敵なショウでした。何せ、明確なソロパートっていうわかりやすさもない感じ。テーマ部分と覚しきメロディから互いにお互いの音を聴きながら、会話を続けていくといったスタイルなので、全員が主役となっている、イマドキ珍しい全員がリーダーという立ち位置に近いトリオでした。
 
そこでの演奏でいたく気に入ったのが、ギターやベースのエフェクターを多用するスタイル。ベースに関しては、使用していたベースが70's後半的なPBだったので、過度なエフェクトは逆に使いづらそうなところではあるのですが、これが意外にもサウンドしてまして。
ディストーション的なサウンドから広がりのあるディレイサウンド、また印象的だったのが、ギタリストも多用してしましたが、リングモジュレーター的なエフェクター。端正さなプレイが上手にできる人の変態的エフェクターの使用は、かなり効果がある。また演奏しながらリアルタイムでそのエフェクターのパラメーター(コントロールノブ)をまわしながら、音を作っていくスタイルはとてもカッコよかった。ベースもギターも演奏中にひざまずいて、エフェクターを弄くりながら弾くんですよ。その音色の変化も見事に楽曲にマッチしてまして、これはアリだなと(笑)。
 
私が使うエフェクターは基本的に積極的音作りに活用するものは少なく、大体あってもコンプにEQ、ディレイぐらい。さらに必要があれば、Mu-tronとオクターバーぐらいなので、ピッチが変わったりするようなエフェクターとは無縁だったのですが、なんか欲しくなってしまいました。
 
ライブ終了後にステージの足元を覗きに行ったのですが、多彩な音を出す割りにはシンプルな数のエフェクターしかなくて拍子抜けしたのですが、あれであそこまでできるのであれば、逆に投資も軽くて済むなと(笑)。覚えているのは3つぐらいなんですけどね。MXRとエレハモのMEMORYMAN、FREQUENCY ANALYZER。このうちやっぱり変態な音に寄与しているのは、FREQUENCY ANALYZERだと思うので、いっちょ仕入れてみようかと思います。Mu-tronも私が持っているのは、初代のヤツで電源のプラグの形が違うので使いにくいこともあり、そっちも中古を買おうかなぁと思ったり。
 
またすぐに飽きてしまう可能性もあるのですが、変態スタイルは決して嫌いではないので、一回攻めてみようと思います。しかしセンスの良い変態って、音色/演奏センスなど、結構スキルがないと出来なんですよね。ハードルは逸す高いっす(笑)。


JUGEMテーマ:音楽
 
コメント

FREQUENCY ANALYZERっすか!
僕も一個持ってますけど。
 ↓
http://blog.goo.ne.jp/span_21/e/6e0bd8694d58d737b7b852b22d769a40

正直言って使い道が見つかりません。。。

私も10年前に、NYの55バーで、ウェイン・クランツ観ました。
15ドルで2ドリンク付(笑)。

どういう理論で演奏しているのかわからないけど一貫性があり、とにかく新しい方向性を進んでいくという、NYのミュージシャンのライブ、凄く好きです。

西海岸のバンドだと、トライバル・テックくらいですかねぇ。

  • 2010/03/13 22:56

span21さん
なんか使い道の難しそうなエフェクターではあるのですが、変態ジャズのソロには結構シックリとハマッてたんですよね。spanさんが持ちのヤツはヴィンテージものなのかしら?結構高そうですよね。私はヤフオクで安いヤツを探してみようと思います(笑)。

富さん
>私も10年前に、NYの55バーで、ウェイン・クランツ観ました。
15ドルで2ドリンク付(笑)。
安い!やっぱり向こうはミュージックチャージが安くていいですよね。気軽にライブが見れる環境は羨ましいです。
>西海岸のバンドだと、トライバル・テックくらいですかねぇ。
カッコイイですよね!彼がハーヴィーをやっている演奏が格好良くて好きです!

  • shinmei_t
  • 2010/03/15 09:21