ヴィンテージにどこまで迫れるのか?“FENDER CHALLENGE” その

忙しさにかまけて、更新はすっかり滞っておりますが、FenderChallengeは着々と進んでおります!ただ一つずつを丁寧に検証しようと考えていた割には、進行が速く、私が確認する暇もなく作業を進めてもらってしまった結果、実はすでに一旦仕上がっております(笑)。ただ全てに満足しているわけではないので、もう少し手を加えていく予定です。その辺もまたご説明しますね。

ということで、大きな改造となり今後の成否を分けるといっても過言ではない作業、フレットレス化が終了しました!
簡単に工程を説明しますと、フレットを抜き、その隙間を埋め、摺合せ。さらに今回エポキシコーティングを2回ほど行い、作業が完了しております。

まずはフレットぬきぬき。





上の写真を見ていただくとよくわかるのですが、やはりラウンド張りの指板はスラブのそれと比べ、非常に薄い。フレットを抜いた溝を凝視すると、下のメイプルが見えるのが分かります。これは致し方ないですね。その分の厚みをエポキシで補うことになります。

そして今回溝を埋めるのは、メイプル材などではなく、ただの白いプラ版(笑)。本当は木材がいいと思っていたのですが、この作業をした斉藤君がメンドクサがるので…。いや、半分ぐらい嘘です(笑)。やはりフレットラインは正確に見えたほうが良いという視認性の問題と音への影響はほぼないという判断により、プラ板にいたしました。結果、なかなか見た目はいいですよ。



この段階だったかな?指板の両サイドのエッジがヴィンテージに比べると立っていたので、少し角を丸く加工してもらっています。このシェイプの微妙な差だけで、全然左手への負担、プレイアビリティは変わります。弦高が低くても、サイドのエッジが立っていると弾きにくい。好みもあると思いますが、まずは家の64年がベンチマークなので、近いシェイプにしたいと思い、その加工をお願いしました。おかけ様でいい感じで弾きやすいっす。

んで、ここからがエポキシ塗装になります。

まずは液だれしないようにマスキングして塗り塗り。



エポキシは72時間経たないと硬化しないとのことで、3日間放置。固まったところを確認してみると、液が両サイドに溜まって固まってしまったため、指板のアール頂点が薄くなっている。



これでは摺合せをするときに厚みが足りないとの判断で、2回目のエポキシを塗り塗り。さらに3日間放置。これでやっと摺合せに入ることができます。





次回は磨きあがりの完成品とブリッジ、ペグなどの交換あたりをレポートしてから、音の印象と現在の課題、そしてそれに対する対策をご報告します。あとプロの方にもインプレをしてもらっておりますので、その辺もお伝えできればと。

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コメント

うわ、もう仕上がってたんですか!
エポキシ、ピカピカですね!

実は私も所有する62年がかなりフレットも減ってることだし、
塗装は剥がしてあるわ、オリジナル度低いわ、スラブじゃないわで
一発フレットレス化しちゃおうかと考えたのですが、ケース
開けて現物目の当たりにするとやっぱり出来ませんね。
「あにするだよ、おめえ」って言われてる気がして・・(笑)

レポート&インプレ、楽しみにしております!!

  • OCQ
  • 2014/12/26 17:27

OCQさん
本物のヴィンテージのフレットを抜くのはなかなか勇気がいりますよね。なので、安物で何とかしたい…これが大きな動機だったりするんですよねw。まだインプレは続きます。しばらくお付き合いくださいませ。

  • shinmei_t
  • 2014/12/30 06:56