ヴィンテージにどこまで迫れるのか?“FENDER CHALLENGE” その

さて、年末年始を挟みましたが、この企画、着々と進んでおり、かなり詳細を詰めるところまで参りました。滞っているのは、ブログへの掲載ぐらいで…(笑)。ということで、前回からのアップデートを何回かに分けてご報告しようと思います。

まずはピックアップに手を入れた後、気になったのはトーンを回したときのハイの減衰の仕方。fenderヴィンテージに慣れきった体には違和感のある落ち方なんですよね。これはポットの違いあるかもしれませんが、それよりもコンデンサの容量の問題のように感じました。そこで、もともとトーカイデフォルトでついていたコンデンサを見てみると…。


※クリックしたら大きくなるよ。
この緑の小っちゃいヤツがコンデンサ。寄りの写真が無くてごめんなさい。撮り忘れました。完全64年再現を謳う割に、ついていたコンデンサの数値が違ったんですね。これは.047で、fenderオリジナルは.022。なので、こいつをとりあえずfenderと同じ数値に替えちまうだってことで、バーチーズの斉藤君に手持ちのコンデンサを片っ端から探してもらえて、ようやく発見。取り付けてみました。



オーディオ用のWIMA(というブランドらしい)で、精度が高いヤツ(だそうです)使用感としては違和感がグッと減りました。見た目の違和感はぬぐえませんが、音的には問題なし。いいですね!ありがとう斉藤君。

んで、ここからは色々と試行錯誤するべく、ペグとブリッジの交換。まずはペグ。ウェイトバランスの向上や使用感、見た目などを踏まえて、毎度おなじみGOTOのGBR640へ換装しました。こちらはオリジナルのペグ。



昔のヤマハのOEM品と思われます。3点止めで、BBシリーズと同じ機構のトルク調整(クローバーの根本を専用工具で回すやつね)がついている。重たいです。やっぱりヴィンテージタイプの楽器に3点止めはいただけないし、まずは逆巻きの軽いものにして変化を見ようと。んで付け替えた後。



うん、見た目シックリ(笑)。使用感も悪くない。とりあえずしばらく使って様子を見てみようと。
そしてこれとほぼ同タイミングでブリッジがアメリカから届いたので、ヴィンテージスタイルのモノの変更。もともとオリジナルは、駒がスパイラルではなく1本溝切り型のヴィンテージスタイルでしたが、ここも時代考証を考えての選択。ただ、トーカイのオリジナルよりはこちらも若干軽いようです。



見た目的にはとてもよくなりましたが、全体的には腰が高くなったような印象も…。トーカイ純正をそのまま使っていたときにはある程度感じられたローが薄くなって、ハイミッドが尖るような、そんな印象に。もともとのトーカイのピックアップ特性もそちら寄りの印象だっただけに、なおさら強調されてしまっているかも。これは再考の余地ありです。早急に解決をしなくては!

実はね、この段階で、東京ザヴィヌルバッハや菊池成孔さんのプロジェクト、畠山美由紀さんやその他数多くのセッションで活躍するプロベーシスト、織原良次さんに弾いてもらったんですよ。



氏の所有のカスタムショップJACOモデル(ハギナチュラル)のJBとその出音を比較してみたんです。結果、氏はコレ欲しい!と言ってはくださいました。単体で弾くとね、うん、悪くはない。ただ氏の所有のC/Sと比べると、決定的にパンチが足りない。車で例えるなら、シャーシの剛性の高いボディに、非力なエンジンを積んでいる感じ。アクセルを思いっきり踏まないと(指でしっかり強く弾かないと)、トルク感がない(音圧がない)。弾き比べればその差歴然。悔しい。そして、このままでは終われない…。

ということで、打ち手を2つほど検討しました。
ひとつは、ペグをもうちょっと重いものに変える。ヴィンテージタイプで互換性があるものとして、現在はすでに廃盤となってしまったGOTOのGB9。こちらが私的には定番。うちの64JBにも付けてますしね。なので、こいつをヤフオクから調達(予定)。

あとひとつはピックアップ。これは選択肢も広く、悩みどころ。ここは投資額もかかるし、慎重に選択したいところ。といいつつ、割と悩まずに冒険してみることにしました(笑)。

詳しくは次号で!

p.s
ここまでのモディファイで、そんじょそこらの工房系のフレットレスには負けない自信がありますよ。この段階でも音的金額換算では15万のクオリティはある。しかしやはりここはさらに高みを目指したいと考えておりますのでまだ終われませんよ。

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コメント

着々と進行中ですね!楽しみです。

>昔のヤマハのOEM品

84〜85年頃から採用されたスモールギヤ+3点止めのペグですね。
それ以前は大きなギヤで4点止めで、重量もかなり重い物でした。
(実はウチのヤマハ製は軒並みトルク調整機構がダメになったので全部交換してしまった)
同時期のヤマハでJBのコピーモデルがありまして、それのペグがこのクローバー型のツマミでした。
トーカイでも使われていたのは今回初めて知りました!

  • すわべ
  • 2015/01/09 13:41

すわべさん
さすがヤマハペグの知識は凄いですよねw。ブログでもよく交換されている様子が載ってますもんね!

  • shinmei_t
  • 2015/01/10 07:56

ピックアップは何を選択されたのでしょうね?
今後の展開が楽しみです♪

  • はた
  • 2015/01/11 11:44

はたさん
ピックアップ、期待してくださいw!なかなかお目にかかりにくいやつだと思いますので。

  • shinmei_t
  • 2015/01/11 12:54

Fullertoneを徹底的にイジってもヴィンテージを超えられなっかたという経験がある私ですが、今回のモディファイは期待しながら眺めています。

  • F-nie
  • 2015/01/11 19:47

GB9みたいなの。使ってないのがうちに2セットあるはず、、、(^^)

  • 2015/01/11 20:07

F-nieさん
やっぱりね、ヴィンテージを超えるというのはなかなかハードルが高いですよw。ただ、安い楽器でその感触にどこまで近づけるか、それがポイントですね。だいぶ、いい感触になりつつありますが、ゴールはもうちょっと先に設定したいと思っています。

宮さん
あらー、ヤフオクで落としちゃった…。

  • shinmei_t
  • 2015/01/12 07:20