コンデンサをあれこれ選んでみる。

毎年の通り、東京のこの時期は本当に気温や気候が安定しません。20℃超えたかと思ったら、翌日は8℃とか…。今週は乱高下しそうなので、いやだなぁ。

という愚痴はおいておいて。
tokai2号機を自宅であれこれ弾いてみて、初号機との相違を感じたポイントがありました。それはトーンのハイカット。

実は今回の2号機モディファイを行った際に、初号機と同じコンデンサがなく、市販の0.022のセラミックコンデンサに換装したのですが、この効き目が弱いのか、それともベース自体が持つハイが強すぎるのか…。ほとんど0近くまで絞って、初号機のハーフぐらいと同じ効き目だったんですよね。これだとコントロールできる領域が非常に狭くて使いにくい。なので、ここは一度しっかりとコンデンサを検証しておいた方が良かろうということで、秋葉原のパーツ屋に行って、コンデンサを4種類ほど購入してきました。それがこちら。



パーツ自体には全く詳しくないので、0.022という数字だけ活かして適当に選びました。一応、バーチーズの斉藤君から遠隔猿回し状態で相談しながらでしたけど(笑)。これらのコンデンサ、値段も形もマチマチ。高いのがいいのかわかりませんが、とりあえずベースについてそうなヤツで選択。
分かる範囲の説明で言うと…
白くて筒型の:メタライズドポリプロエチレンフィルム(と書いてあった)
ピンク色の四角い4つ並んでヤツ:WIMA0.022(初号機に載せてるヤツ)
茶色くて四角いの:名前、忘れちゃった。
丸いヤツ:国産の60年前(っていってたと思う)のヴィンテージコンデンサ(パーツ屋のおやじおススメ)

これらをとっかえひっかえしながら、一番しっくり来るやつを選ぼうと思いましてね。そしたら、そのための実験用BOXを斉藤君が段ボールで作ってくれました。いつもありがとう!





イカす(笑)。ベース本体からトーンをバイパスした信号をBOXにつなぎ、コンデンサを選択した後にベースに戻し、ジャックからアンプに繋いでます。2つのトグルスイッチは3ウェイ(センターでバイパス)。左右×2個で各コンデンサに振り分けてますので、4つのコンデンサをつなぎ替えなしで試せます。

んで、せっかくなんで、千葉さん、斉藤君、私の3人でブラインドテスト。どのコンデンサが一番好きかを最後に発表し合うという流れ。こういう企画はとても楽しい(笑)。

実際に音を出してみて感じたことですが、コンデンサって音の質感、変わりますね。つなぐだけでトーンを絞る前から実は音が変わっている。バイパスした本当にストレートな音から若干音が曇る感じはどのコンデンサにも感じました。あとはトーンの絞られ方の体感的なカーブや、持って行かれる周波数の感じ、これもそれぞれに個性があったように思います。

私は最終的には2つが候補として残りましたが、千葉さんと斉藤君はそれぞれ1つに絞れたようで、それを聞くと、私が候補に残していた両者でした。ただどっちかというと斉藤君がいいと言ったものの方が私的にはシックリきたので、そちらを選択。最後にBOXの中を御開帳すると、私と斉藤君が選んだものは、初号機と同じWIMAでした。そうか、道理でシックリ来るわけだ(笑)。千葉さんが選んだのは、白くて筒型のやつ。一番クリアでスッキリしている印象だそうです。言葉にしても全然わかんないっすね…(笑)。

とりあえず、上記の作業を経て、2号機に搭載したのは初号機同様のWIMAに決定。家帰ってから、もう一度検証しましたが、初号機の使用感と同様で扱いやすい。イメージ通りにハイが落ちるので安心です。

毎日2号機を弾いてますが、飽きませんねぇ!また気になるところが出てきたら、細々とアップデートしてみますね。

P.S
現在、初号機をお使いの織原さんが長尺の日程で全国にツアーに出ておりますが、デフォルト状態から弦高をすこしあげて毎日弾いた結果、さらに鳴るようになってきたとのコメントをいただきました。もしお近くでライブがあるようでしたら、ぜひ初号機の音を聴いてみてくださいな。私も実際にライブで聴いたことがないので、非常に楽しみです(笑)。


 
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コメント

先日HUMPBACK engineeringの戸田さんのところでFender C/S JBをモディファイしていただいたのですが、その際にヴィンテージからレアなコンデンサーまで10個くらい試して、結局ダイレクトロン0.02μのヴィンテージセラミックコンデンサーに落ち着きました。
コンデンサー一つで驚くほど音は変化しますね!
ちなみに齋藤くん作のダンボールは先日拝見しましたが、音を比較するだけであれば必要十分ですね。確か田力くんは6種類くらいのコンデンサーをスイッチ切り替えで比較できるボックスを作っていたと記憶しています。

  • はた
  • 2015/04/06 22:15

秋葉原行くときは大体コンデンサやケーブルを見て行きます。
自分は今はアムトランス社のフィルムコンデンサのちょっとお高級なのを使っています。ハイファイ傾向かと。

自分の場合は、ブランドよりは数値の方を色々試します。
JBはリアのみでトーンを全閉にしてジャコっぽいミドルが残るように0.033、他は4ビートをやるときにウッドっぽいニュアンスを出すために0.1を付けています。

  • 2015/04/06 23:41

はたさん
戸田さんってrebornシリーズのところですかね?C/Sのベース、実は千葉さんところで拝見しました。良い楽器ですね!最近はJBとかリッケンなんですかw?
みなさん、コンデンサ、いろいろと試してますよね。それぞれの選択肢が違ってて読んでいて楽しいです。ダイレクトロン、今度試してみますね!

冨さん
アムトランス社ですか。今度行った時に見てみますね。
数値を変えるというのは、後からそうすればよかった思いましたw。0.033とか、前後1段階ずつぐらいは実験してみたいところですね。参考にさせていただきます。

  • shinmei_t
  • 2015/04/07 09:06

なるほど、箱の中なら見えないのでブラインドテストの意義が有りますね。
材料費も掛からないですし、このアイデア頂いて行きます(笑)

ハイカットのコンデンサ、私は一番安価なセラミックの0.047μFが好みです。
ブリッと歪ませてトーンを絞ると楽しいです(笑)

  • すわべ
  • 2015/04/07 13:45

すわべさん
>私は一番安価なセラミックの0.047μF…
tokaiに最初に付いているのが、これなんですよね。トーンカットの感触がfenderと違うので早々に変えてしまいましたが、個体によってはハイが立っているので、この数値もありかもしませんね。もじっかいジックリと試しましょうかね。参考になります!

  • shinmei_t
  • 2015/04/08 07:09