いや、更新しなきゃと思いつつ、なかなか時間もなくサボっていたら、ブログ上部に広告が掲出れておりました。
一定期間、何もしてないとそのようになるのですね。知りませんでした。広告が出るとなんかいきなり「死んいるブログ感」が出るもんですな(笑)。ということで、まずは回避のためのエントリですが、近々またベース紹介のエントリをあげようかと。
以前、カスタムしたJBネックのPBボディを貸し出していた山本連から返してもらえたので、そちらを改めてご紹介しようかと。本当はもう1本紹介したいブツはあるのですが、それはまた連が持っていってしまったので、写真がないです…。なので、それはまたおいおい。
ここしばらく、春感が遠のいて寒い日が続いています。みなさんお風邪など召しませんよう。
p.s
去年の昨日、靭帯を切りました。もう1年になるのですね。振り返ると早いもんす。色々とご迷惑おかけしました(笑)。
まぁ時間が経つのは早いのですが、ここから先の1年、そしてその先を考えると長く感じます…。不透明かつ環境の変化も速く、時代の転換期と感じる昨今、もうね、ついていくこともしたくなくなるというか…疲れますよね。
なので、早く折り合いをつけて色々と距離をとっていきたなぁと思う今日この頃です。よる年波には勝てない(笑)。
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]]>一昨日は東京も雪が降りまして、交通機関など結構な混乱がありました。
私は早めに帰宅して事なきを得ましたが、巻き込まれた方はなかなか難儀だったようです。雪の中、わんこの散歩に行きましたが、夜は街行く人も少なく、雪が音を吸って静かで良かったな。雪で困った人には申し訳ないが、年に数日はこんな日があってもいいかなと思ったり…。そういえば、昔の東京はもっと雪が降ってたような気がするけどな…。
なんて、昨今。
私の狭い部屋が、ベースやレーベルの在庫、資料などでいよいよ狭くなってきたので、少し物を減らして身軽にしておかなくては!などと考えるようになりました。石川県の地震などを見るに大量の家財ゴミが問題になっている。珠洲市は1年平均から算出すると132年分もあるらしい。本当に明日は我が身…。家のものが多いことは被災したときの心配が尽きないし、楽器などはしっかりとした対策がいるなと。ただハードケースに入れちゃうと弾く機会も減ってしまうし、日々のご機嫌伺いの楽しみが減る。なので、やっぱり少しずつは楽器なども減らそうと。
ここに書いてない楽器もいくつかあって、それらを入れ替えたりしてますが、本数的には部屋の容量を超えているので、4本ほど委託に出しております。あとCDも溢れているので、これも処分しないと。一応、現状はすべてデータ化してあるので、フィジカルはなくてもいいんだけど、プラケース捨ててビニールのパックに詰め替えてあるのが多いので、これらは売れるのかな…。
あと本も年末にいつもブックオフに出すのですが、まだ結構ある。うーん…。
あとね、着ない服や靴も結構あるよね。家の中のものを一回全部捨ててしまいたい欲求に駆られるのですが、それを仕分ける時間もないし、勇気もまだない(笑)。でもね、人生の残り時間を考えると徐々に進めるべきだなとは思っているので、緩やかに家財は減らしていこうと思います。理想はミニマリストなんすけどね。
今の家が終の棲家になる可能性もあるが、場合によっては田舎に移住も考えたいし、そうするとなおさら身軽にしておきたいよね。自分の仕事や健康を鑑みて、計画的に進めていこうと独りごちております。
まぁ、どうでもいい話ですが、なんとなく時間が空いたもんで、書いてみました。雑文で恐縮。
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]]>さて、G&L L-2000の総括しますかね。
前のエントリでも書きましたが、この機種の特長でもあり、また理解すべきところはなんと言っても回路だと思います。この回路のそれぞれを選択したときの音からどう引き算して音を作るかがポイントですね。
私は楽曲により、ピックアップセレクターはすべて(F/ MIX/ R)使いますので、その選択したマイクに対してどの程度のプッシュ感が必要かを判断してシリ/パラやEQを選択します。基本的にはシリーズの音はTOO MUCHに感じるので、パラレルで使うことが多いです。そして音作りに肝になるのが、トレブルとブーストのカット。これが本当に使いやすんです。
例えば、リアマイクを選択して、ロー感を足したければカットは少なめ、またはもっと太い音でリアを使いたければ、シリーズにして良い加減までローカット、ハイはアンプや環境でお好みでハイカット。ちなみに通常のアクティブ(スイッチ下段のセンター)ではなくハイブーストにしつつ、ハイカットすることでその周波数帯はかなり広範囲にコントロールできますし、選んだEQで質感も変わるので、ここも好みで選べます。
フロントマイクを選択したときこそ、ローカットは機能します。もともとのマイクのパワーがあるので、減らしていくことでバランスをとる設計になっていると個人的には理解しています。このコツが分かると本当に使いやすいです。
最初はコントローが多くて迷子になりがちですが、機能を理解すれば、全く問題ありません!
現在、まだパッシブでの音作りは試していないので、これからいろいろとやってみようかなと思っています。でもやっぱりこの楽器の魅力はアクティブだと思うので、あくまでもバックアップとしてって感じですかね。
とりあえずはこれでLEO FENDERの系譜としてコンプリートできたので、非常に満足です(笑)。一回どこかの会場で爆音で試してみたいですね。ノイズなどがどの程度気になるかも試してみたいし!
ということでしばらくは家に置いて楽しもうと思います!
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]]>さて、ピックアップから見ていきましょう。
これ、見てわかりますかね?普通のLシリーズのマイクはポールピースは6角レンチで上下の高さが調整できます。ただこの81年という1年だけ6角レンチではなくマイナスネジなんですね。ちなみに80年は大きな6角レンチで、82年以降はレンチの穴が小さくなるようです。海外のサイトを調べていて初めて知りました。音に影響があるかは全くわかりませんが、レアではありますね(笑)。
んでプリッジ。
こちらは現在まで大きな意匠変更はないように思いますが、材質(塗装?)が違いますかね。黒のハードウェアです。MUSICMANからの進化系という感じですね。弦の横揺れもホールドするサドルロックブリッジです。
そしてバックショット。
3点留めのプレートとバッテリーボックスは黒ではありません。後年はネックプレートも黒になったりしてますが、最初期はこのようにクロームなのですね。、あた刻印がそれぞれに入ってまして、それはそれで良い味わいです。
ロゴとわざわざの「BATTERY」の刻印!好きです(笑)ちなみに近年は大きなザグリがあり、カバーが付いてますが、こちらは表にコントロールプレートがあるので、裏ザグリはここだけです。
そして何より気に入ってるのは、マホガニーの木目ですね。
マホガニーの音も見た目も大好きです。ギブソンのベースが好きなのもマホガニーを使っているからという理由が大きいです。トーンウッドとしてアルダーより重心が低く、それでいて暗くなりすぎない良いバランス。そこにネックのメイプル指板が少し明るいキャラクターを足してくれている感じがツボです。
あとヘッド裏はこんな感じ。
ジグ穴がありますね。こちらに関しては特に言うことありません(笑)。ペグはシャーラーの刻印があるオープンギアタイプ。MUSICMANの70年代後半は、MUSICMANの刻印がありましたが、G&Lにはないんですね。ま、どっちでもいいところです。
ということで詳細を見ましたので、次回、音の印象などを書いて終わりますね。
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]]>ということで、間が空いてしまいましたが、新しく手に入れたブツはこちらとなります。
皆さんご存知とは思いますが、G&Lはレオ・フェンダーとジョージ・フラートンの2名の頭文字を冠したブランド。
MUSICMANをアニーボールに売却後の1980年が創立になります。
そしてこちらL-2000は1981年製造というブランド初期のブツで、ヘッドの形状が違います。“ムーミンヘッド”なんて呼ばれたりしてますね。
現在でも生産は続いており、廉価版などがインドネシアあたりでも生産されています。USAも含めた通常のラインは、上記の見た目と違い、コントロール部分の金属パネルはなく、ボディ裏からザグってポットやスイッチがついてます。近年、この時代の見た目を再現したモデルも発売されており「CLF RESEARCH」という名前がついて発売されていますね。ただ、全部が同じと言うというと違ってまして、ボディ材が塗りつぶしはライトウェイトのバスウッド、ナチュラルやサンバーストなどにはアッシュがセレクトされています。
そして、こちらのベースを探し続けていた大きな理由の一つが、現在の設定のないボディ材なんです。こちら、マホガニーが使用されています!これがいいんですよね。しっかりとした音の重心が回路に頼らずとも感じられ、またその上で回路を上手に設定すれば、G&Lならではの個性的な音が出せます。重量はそれなり重いのですが、多分4.5kgぐらいじゃないかな。全然問題ないっす。
また回路も若干違ってますね。まずはコントロール類を説明しておくと…
スイッチ類が
上:3ウェイのピックアップセレクター(上:フロント/中:2マイクミックス/下:リア)
中:2ウェイのシリーズ・パラレル(上:シリーズ/下:パラレル)
下:3ウェイのEQ&パッシブスイッチ(上:アクティブのトレブルブースト/中:通常のアクティブ/下:パッシブ)
です。現在の回路は真ん中も3ウェイのようですね。
そして3つのノブが
上:ボリューム
中:ハイカット
下:ローカット
です。このカット方向のポットが設定されているのが非常によく考えられているし、このベースの音作りをする上で大きな意味を持つと思っています。詳しくはまた別のエントリに譲りますが、本当に汎用性があり、そのコントロール類の意味が分かれば、使いやすい構成になっていると思います。
ということで、それなりに長くなったので、ピックアップやブリッジなどは、次のエントリで。
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]]>2024年…ですか。
明けましておめでとうございます!
ほんと、毎年毎年、必ず明けてしまうもんだな、と思います(笑)。
すずのすけは年末は大掃除のために訓練士さんに預かってもらいましたが、無事帰還。遊び疲れたようでよく寝てましたが、今は通常営業で朝5時から元気に散歩しております。とりあえず、一瞬ではありますが、我が家は1年で一番きれいな状態です(笑)。
今年最初のエントリも例年通り、すずのすけの年賀状です。
まずは家族で無事お正月を迎えられたことに心から感謝かなと。
本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
みなさまにとって良い1年となりますよう!
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]]>今年も本日を持って終了。大晦日ですね。
例年通りクリスマス以降は、仕事の隙間を縫って大掃除を開始。詳しくはまた年明けのエントリに譲りますが、今年は過去で一番働いた大掃除だったと思います。まぁ嫁が病み上がりだし、まだ治療中ということもあるので仕方ないですね。お陰様で真っ白に燃え尽きました…(笑)。
っとまぁそんな折ではありましたら、12月も半ばを過ぎたある日、長年探していたブツをメルカリで発見してしまして…(笑)。
このベースはね、以前、楽器屋さんで2回ほど見かけて、そのいずれも非常に良かったので買おうと思っていたタイミングで先を越され、買うことができなかったというシロモノです。
現在も新品で売っているブランド、シリーズではありますが、この時期しかない特徴やボディ材料がありましてね。それを長年探していたんです。先に話しちゃうとボディ材がマホガニーなんですよ。今はアッシュがメインなのかな。あと、このブランドの創生期の2年間だけヘッドの形も現行品は違ってましてね。これがなかなかカワイイ。
それから非常に細かいのですが、ピックアップの一部もこの年だけちょっとだけ違っているんです。音への影響はわかりませんが、なんとなくレアだなと。
コントロールは結構複雑に見えますが、その使い方、回路の意味などを理解すると、かなり汎用性もあり使いやすいです。その辺がわからないと逆に音がデカイ&太すぎて、使いづらいかもしれません。
個人的にはフェンダー系の流れを汲むMUSICMANとこれはいいものを手元に置いておきたいと思っちゃうんですよね。LEO FENDERはやっぱり偉大だなぁと心から思いますよ。ということで、年明けてしばらくしたら、また写真など上げていこうと思います。
今年はみなさんにとってどんな年でしたかね。
来年もゆるゆるとブログを続けていければと思います。お暇があれば、お付き合いください。
本年もありがとうございました!
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]]>毎年、私的に1年の振り返ることを恒例としておりますが、この1年は世の中的なことよりも個人的に本当にいろんなことがありました。過去の備忘録を読むと世間ではいろんなことがあるけど、家庭的には"凪"でした…ってのがお決まりなのですが、2023年に関しては、今までの凪が嘘のように“大時化”といった感じ。
まずは3月に私が靭帯を断裂し、いまだに通院が続いていること。もうね、前のように普通に跳ねたり飛んだりは難しいかも。手術はしない方向になると思いますが、その場合には靭帯は再生されないわけで、周りの筋肉を鍛えつつ、ごまかしごまかし生きていかなくてはいけません。ま、年も年ですし、そう激しい運動をする予定もありませんが、非常に残念ではあります。少しでも良くなるように来年からはウォーキングでもしようかな。
あと、家の家財、家電系がタイミングを計ったかのように一斉にぶっ壊れ始めました…(笑)。
春ごろにトイレの水漏れがあり全交換、夏場にエアコン、秋にはお風呂場の総入れ替え(ユニットね)、そして先日には10年ほど乗った車の調子が悪く、ちょうど車検だったこともあり入れ替えに。直しながら乗ることもできなくもないけど、いつどこで壊れるかわかんないし、また直す費用も考えるといっそ替えたほうがいいという判断をしました。
もうね、上記だけでそれは恐ろしい金額が今年1年で飛んでいきました。毎月してたわずかな貯金も吹っ飛びましたね。
ただね、お金で解決できることはまだいい。
一番重かったのは、妻に悪い病気が見つかったことです。
いままで我が家はちょこちょこケガや病気はあったけど、大きな禍はなく過ごしてましたが、この妻の病気は精神的に堪えました…。今現在も手術後の加療中ですが、治療はそれこそこれからもずっと続けなくてはいけません。本人が一番ショックを受けてましてね。私もどう対処してよいのか、初めてのことで…。妻の動揺をどうにか落ち着けたいと思い、その病気を調べてね、一緒に頑張っていこうと話はしました。
そして何より、この病気をきっかけに私自身が大きく反省しました。
いままで仕事を優先し、あまり家庭を顧みることなく、好き勝手やってきました。土日に仕事が入ることも少なくなく、家にいない時間も普通のお宅よりは多かったと思います。話す時間も取れませんでしたし。健康な時はそんなもんだと思ってましたが、もしこのタイミングで最悪のことが起こったときに、私はこの人生の中で妻に何をしてあげられたのだろうかと…。
もしそんなことが起こったら、それは私にとって想像するだけでとても恐ろしく胸が締め付けられました。
自分の人生でこのように生きられているのは、やはり家庭が元気であってこそ。その元気の源をないがしろにしていたような気がして、心からの反省とこれからの生き方を考えさせられる出来事になりました。
最近は、すこし妻の容体は良くなりましたが、病気発覚後から私が始めた家事は継続してできる限りやっています。また話す時間や、土日の時間も極力大切にするようになりました。これから先、何年一緒に居られるかなんて、どんなに健康でも誰にもわからないんですよね。そんな当たり前のことを強く考えるようになりましたよ。
そんな1年だったので、ベースに関してはそんなに動きはなかったかも…。まぁレギュラーメンバーは全員元気でこちらは問題なし。最近は意外とアメデラがお気に入りです(笑)。
来年は本当にいい年にしたいし、今後の環境作りを考える上では、少し色々と検討をしないといけないかも。
もうね、いい加減、落ち着いて暮らしたいんですけどね…。
ほんと、いい年になりますよう。みなさまも良いお年を。
P.s
今年の大掃除が怖いっす…(笑)
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]]>普段、クラシックを聴くかといえば、そんなハイソな生活はしておりません(笑)。ただ、昔から家にはクラシックのLPがそれなりにあって、親しんではいたので、聞くのは嫌いではありません。ただどうしても家などで聞こうと思うと結局そこに待ち受けているのはオーディオ沼(笑)。なので、あえて避けておりますし、家の環境では聞く気持ちにはなりません。
しかしね、生の公演となれば別。しかもそれがクラシックの楽器で一番好きなチェロならぜひ見たい!
ということで、先日、説明の必要もない世界的なチェリスト、ヨーヨー・マの公演を観てきました。2回目なのですが、もうね、本当にすごく好きなんす、彼の演奏。今回も前回同様、キャスリン・ストットとのデユオです。
本当にチェロという楽器は素晴らしい。ヴァイオリンに近い澄み切った高音から、コントラバス寄りの響きのある低音までカバーでき、音域も私には一番心地良い。その楽器を縦横無尽、そしてささやくような音量から、会場の奥までしっかりと鳴らしきる氏の演奏は唯一無二かなと。
個人的に一番好きなポイントが左手の表現力。メロディラインに合ったポルタメントやヴィブラート、時にはノンヴィブラートで表現する様は聴いてて心が洗われる…(笑)。右手のボウイングもメロディに合う弓の最適な場所を選んで弾いていると思うし、ロングトーンも最後まで本当にきれい。こういう基本的なことをしっかり行うからこそ、最上の表現ができるのでしょうね。
見た目、ほんとに普通のおじさん(笑)。街歩いて犬の散歩でもしてそうなどこにでもいる風貌なのですが、楽器を持った時のオーラはすごいですね。
ピアノのキャスリンとは呼吸ばっちり!MCで話してましたが、最初に出会ったのは1978年だそうな。それから今日に至るまでの積み重ねが感じられるような呼吸。まるで熟年夫婦(笑)。お互いに近い距離に座ってはいますが、特にアイコンタクトをとることもなく、それでいて息ピッタリ。すごいね。
ちなみにキャスリンは本公演をもって、演奏家としての活動は一旦区切りをつけるとのこと。ほんともったいないよー。また2人で来てほしい。
こういう演奏を聴くとね、老後の趣味の第一候補がチェロになるよね。根拠なく何とかなるような気がしてますが、ただ5度チューニングなので、ベース脳だと絶対に間違えるし、なれるまでそれしか弾いちゃダメなような気がします(笑)。
あとね、クラシック好きな知り合いにチェロのエントリモデルってどのぐらい金額のものを買ったらいいのか聞いたら、「それこそ10万程度でもあるけど、ある程度ちゃんとしたもので始めるなら、まぁ6、70万ぐらいかねぇ」と…。勇気が相当要りますね。
エレベを頑張ろうと思いました(笑)。
ま、一回チャレンジしてみたい素敵な楽器です。
そしてヨーヨー・マさんがまた来たらぜひ行こうと思います。
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]]>相変わらずデジマートやオークションを適宜パトロールしつつ、この個体はこんな金額で売れるんだろうか?とか、これはぜひ参加したいけど最終的には結構行っちゃうんだろーなーとか、これ良さそうだけど長期在庫だなぁとか、外野として楽しんでおります(笑)。
そんな中でここしばらくは面白そうなオークション出品もいくつかありました。入札しようと勇んでいたのに、終了時間を忘れて参加できなかったものもいくつか…(笑)。それとね、参加しようか最後まで悩んでしまうブツもありました。
金額やスペック的には悪くないんだけど、どうしても食指が動きにくいものもありましてね。
それがタイトルの生理的になんなくいやだなと思ってしまう現象なのです。
まずはね、入札に際して、ネックの状態とか重量とか改造の有無…なんていう基本事項はクリアしたうえで、どうしても好きになれない(気になってしまう)のが以下なんです。
金属パーツのサビ浮き
ヘッドのタバコの焼け焦げ
エクストラホール
この3つはなぜか生理的に受け付けず(笑)。塗装の状態は使われていればそれなりのやれるのは仕方ないし、何ならギブソン系のヘッド折れだってちゃんと修理がされていればOKな私なのですが、どうしてもこの3点がダメなんですよね。
特にヘッドのたばこの焼け焦げが苦手なんです。ギターなんかの場合には昔はファッション的にわざとそういうことをしているギタリストもいましたが、あれがかっこいいとは思えんのです。そういう扱いをされてきた楽器を信用もしてないのかもしれません。いくら金額的にお買い得でもやっぱり入札しようとは思えないんですよね…。
それとハイエンドベースのブリッジなどのサビ浮きも同様。ポツポツとメッキなどが隆起している個体は避けちゃうかも。手汗が多い人だと仕方ないのはわかるのですが…。また交換すればよいとも頭では考えるのですが、どうしても食指が動きません(笑)。
エクストラホールも自分に合う合理性が見いだせないと基本スルーしてしまいます。
上記は大きなオリジナリティを失う加工や損傷ではないのですが、なぜか苦手です(笑)。我ながらその理由がはっきりはしないのですが、こういうのが個人の性癖ってやつなんですかねぇ。
ふと思ったもんでなんとなく書き記してみました(笑)。
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]]>さてさて、細かい仕様を見ていきましょうかね。
前回まで触れていなかったブリッジ部分。見ての通り、裏通しも表通しも可能です。ボディ裏のボールエンドを受け止める部分が割と深めに落とし込んであるので、ダダリオなどの通常のロングスケールで裏通しで張ることができます。弦を支える溝は必要な範囲のみ切ってあります。特に不満はありません。テンション感も普通だと思います。
電池は1個で9V稼働。近年は18Vも普通ですが、こちらで十分ですね。非力には感じません。
ボディ材は見ての通りアルダーです。個体差はあると思いますが、他のベースを見ても総じて4kgを前後で軽量な個体が多いですね。こちらのベースも4kgはありません。
ネックジョイント部は4点留め。
こちらは後年にはマイナーチェンジがあり、ヒールカットありの5点留めに変更されています。この形でも大きく演奏性を損なうものでもないので、これで問題なし。
そしてヘッド裏のペグ。
99年頃はこの黒い素材を使ったペグです。こちらも後年のアップデートの際にHIPSHOTに変更されています。ボディバランス的にはこのタイプでもヘッド落ちなどはないので、そんなに軽量化の必然性は感じません。
ちなみにシリアルの付け方ですが、Deluxeの機種には頭にDがついてその跡のアルファベットが90年だとN、2000年以降はZになるようです。その次の数字1桁が製造年になると思われます。このベースの場合はDN9…なので、99年製と思われます。
ネック裏は一般的にメイプル。
比較的塗装は薄く、サテンフィニッシュとまでは言いませんが、ポリのツルツルっという感じではありませんね。板目の材が使用されています。物によっては、ハイハネやネジレもあるようです。実際に触ってみないとわからないですね。
あとひとつ気がついたのが、ヘッドの厚み。
ヴィンテージなどと比べると若干厚みがあります。全部がそうかわかりませんが、そのお陰でヘッド起きなどは起こってません。重量的には重くなる部分ですし、音にも影響がある部分ですが、現状はバランスしてますし、ヘッドが軽いことによるミッドやローの薄さは感じません。
ということで、全体を通しての評価となりますが、ヴィンテージなどに比べると当然電気臭はするのですが、その味付けがサドなどとは違い、ある意味、フェンダーっぽさを感じたりはします。他の回路とは違う質感。すでにこのサウンドが多くのプロによって刷り込まれている部分はありますけど、実際、そんな大きな違和感は感じません。またアンプやエフェクター、現場の環境により補正が必要となる場合、かなりの領域を手元の回路でアジャストできるような気がしてます。ハイカットする方向やミッドを持ち上げることで、電気臭は結構消せますし、ドンシャリが好きならすぐにそういう音も作れます。そういう意味では守備範囲の広いベースなのではないかと。ミッドの可変でかなりモニターしやすくできます。
ちなみに回路の周波数帯を海外のサイトで一度見たことがあるのですが、確か以下の帯域だったと思います(もう一回確認しようと思って探したのですが、見つけられませんでしたw)。
LOW:40hz
MID:500hz
HI:5k…だったかな?
それぞれ意味のあるセレクトがされているように思います。
ブーストカットの可変は微妙な調整でも変化が感じられます。なので、多少慣れはいるかも。ただ本当に慣れてしまえば、割とオールラウンダーな楽器だと思います。
5弦仕様である“V”は近年高騰してますが4弦はそうでもないので、買うならオススメしやすい楽器かもしれません。在庫も時々見かけるので、興味のある方は逝ってみてはいかがですかね?長い目で見れば値段も上がってしまうでしょうから(笑)。
p.s
本日は9月21日、Jacoの命日ですね…。そしてワタシ的には誕生日です。毎年恒例ですが、Jacoを聞きながら過ごしてます。本当は家でお誕生日会でもしてもらいたいところですが、仕事のため出張でビジネスホテルに独りぼっちという寂しい時間を過ごす予定です(笑)。
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]]>このベースが発売された当時。時代はアクティブ回路は当たり前の装備で、エントリモデルでもその品質の良し悪しはあれど一般的なものだったと思います。ハイエンドで手の届きにくい価格帯の楽器から派生した中価格帯のベースにも本家同様の回路が積まれていたりして、我々の選択肢も大きく広がった時期になりますかね。例えばサドウスキーもTOKIOなどが出来て、そのサウンドがアマチュアにも手が届くようになった頃だと思います。そんな時代背景を踏まえての本家フェンダーが結果的に乗り遅れてしまったアクティブというジャンルで、ベースとしてはフラッグシップであるJBで勝負をかけた意欲作だったのではないかな、と。
先行されたJB系のアクティブを研究しつつ、デザインも見直した結果、今考えると結構ユニークなベースに仕上がってますよね。まず、見てすぐに部分がこちら。
このボディシェイプ。ディンキーというとサドっぽいシェイプを想像しますが、これは外も大きく違います。理由はフレット数。このベースは一般的なJBの20フレットと違い、22フレットあります。G弦でFまでカバーされてます。故にそこへのアクセスを考えたボディシェイプになっております。ま、見慣れたJBに比べると少しブス(笑)。でも見慣れればそう違和感はありませんけどね。Fまで出るので多少慣れはいるかも知れませんが、フレーズ的にはほしい所まで手が届く感じはします。
指板はローズをスラブで厚めに奢ってますし、ポジションマークは貝(風?)です。割とキレイですね。
そして、このベースに最もカラーを与えているものがこの回路。
上から、マスターボリューム/バランサー/同軸2連の上がハイ、下がロー/ミッドという構成です。近年のフェンダーはパッシブトーンがついていたりして、よりベーシストの意向が反映されてたりします。このアメデラにはパッシブトーンはありません。
細かい周波数特性などは次回に譲りますが、この回路の使い方、美味しい部分の引き出し方みたいなものがわかると、割と汎用性も高く、好みの音が作れるかなと思いました。
デフォルトのフルフラットだと物足りない感じは否めませんが、ハイやローをその環境に合わせて多少プッシュしてあげて、そこにミドルをいい塩梅まで上げる感じ。指弾きの気持ちいい部分をこのミッドの周波数帯が担っているので、モニターしやすく腰の出るところまでMIXしてあげると使いやすい音になります。ちなみにEQ回路はすべてブースト&カットのセンタークリックありです(センタークリックのクリック感が少し薄いのは個体差かな…)。
ハイは、アメデラの特徴を最も顕している部分だと思います。なんというかパリッとした音で、指板の上のクリスピーな感じを拾っているような感じ。主観かつ抽象的な言い方で恐縮ですが(笑)。いわゆるフェンダーモディファイのサドウスキーなどのハイとは全然違います。フェンダーモディファイの場合はもっと低い基音の部分から持ち上がるような印象がありますが(違和感の少ない使いやすいハイ)、アメデラはそうではなく、指定された周波数帯がググっと持ち上がる感じ。なので、ブーストは控えめがいいかなぁ。あとパッシブトーン代わりとしては比較的使える印象です。ハイを絞ればいい感じでトーンを絞った感じがします。
まぁこれらの印象は自宅レベルの音量でのインプレなので、爆音になったらどうなるかは未知っす(笑)。
ローは下過ぎず上過ぎず、使いやすいですね。こちらも過剰なブーストをするよりもパッシブ+αぐらいの味付けで使うのが上品かと。結構な“圧”はあります。もちろんゴスペルやR&B的な味付けとしてはアリだし、得意領域のような気がします。ぶっ太くはなりますよ。モニターはしづらくなるけど(笑)。
あとピックアップを紹介しておきますかね。
Noiselessのマイク。これは第1世代になるのでしょうか?最初期のブツは1つの弦に対して1つのポールピースだったと思いますが、こちらは2ポールに変更後ですね。詳しくは調べてませんが音的には割と普通。ノイズが極限まで低減されているかといえば、そこまででもないかな。うちのパッシブはそこまでノイズが気になるものがないので、同じような使用感です。
ただ実際に弾く中で少し気になったのは、ピックアップの幅です。ヴィンテージフェンダーのフロントは約90mm、リアで94mmですが、このNoiselessマイクはフロントが約92mm、リアで95mmあります。親指をピックアップの上にポジションしたときに、少し4弦や他の弦に対して遠く感じますね。この辺は慣れの部分ではありますが、ちょっとした違和感は感じました。
次のエントリで、詳細検分と全体的な使用感を書いて行こうと思います。
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]]>9月に入っても残暑が続きますねぇ。日本はすでに亜熱帯気候になったのかもしれないっすね…。という今日この頃ですが、性懲りもなく新しいおもちゃを手に入れました。
もうヴィンテージなどはおいそれとは買えない領域なので、そういう意味では最近は比較的手が届きやすく、それでいて個性的だったり、不人気だったり(笑)、まだ手頃な価格で贖えるブツを中心に物色してました。そのアンテナに引っかかったベースがこちら。
いわゆるアメデラです。今、この機種の5弦は非常に人気がありますね。デレク・ホッジや新井和輝さん、Shingo Suzukiさんがメインで使っているイメージですかね。再評価の機運が高く金額的にも結構な高値で取引されております。5連ペグやディープカットのボディシェイプなど、従来のフェンダーからするとかなり冒険した機種だったのかもしれません。
最初に発売された90年代の当時はね、私の記憶の限りでは不人気機種でした(笑)。私が一番ベースから離れている時期でもあるので正確な記憶ではないのですが、やっぱりオーセンティックはシェイプではないし、今でこそ5連ペグはかっこいい的な評価はありますが、当時は4対1、もしくは2対3レイアウトが一般的で、バランスが悪い…なんて言われていたような気がします。
今回、これを買ってから調整に持ち込んだ楽器屋さんでも、この当時この楽器を新品で売るたびに気持ち的に後ろ暗い気持ちになったと(笑)。楽器としてのデキが総じて良いのものばかりではなかったようで、その辺を肌で感じる方々にはあまり良い評価ではないのかも…ですね。
今回手に入れてみたのは、人気機種の5弦ではなく4弦です。私自身があまり5弦を弾かないし、5弦と違い4弦はまだ中古として比較的手に入れやすい金額で流通しているので、一回手に入れて自身の評価を固めておこうという気持ちっす。
回路的には5弦も4弦も同じだし、質感的には一緒だろうと思いましてね。この機種以降、フェンダーの回路はエリートやウルトラに受け継がれていきますが、それらに関して私は割といい印象を持っています。その源流といえるアメデラの回路はどんなもんなのか?その辺が非常に興味深い訳です。
ということでオークションで手に入れたこちら。触ってすぐに弦が死にまくっていたので、その交換&調整に持ち込んで、リフレッシュした状態で自宅でここしばらく弾いた印象をつらつら書いてみますね。
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]]>先週はテレビの情報番組も大々的に取り上げてましたね、バスケのワールドカップ。
自力でのオリンピック出場は数十年ぶりだそうで、それは選手にとっては非常に偉大な一歩だと思います。おめでとうございます!私もテレビの前で応援していた口なので、とてもうれしく思っています!
ただね…
もうね、TVのアナウンサーや解説の興奮がうるさくて逆に集中して見てられないという(笑)。なので、わざわざDAZNで見てましたよ。日本のホームゲームだし、期待も高いし、それなりのゲストも呼んでるし、日本を心から応援する気持ちはわかるけど、やっぱり見ててやりすぎというか、多少の気持ち悪さはあるのね。それは、すべての日本のプレイを肯定的に評論してしまう感じが逆に誠実ではない気がするんです。
やっぱり日本のプレーの至らない部分はたくさんあるわけで、それはそれでしっかりと「解説」した方がよいバスケットに対する理解も深まると思うのです。私は昔、NBAの中継をそれこそ狂ったように見ていたので、画面を通して感じるそれらとの差、違和感が結構大きいのです。全体的に落ち着きがなくバタバタしている感じ。つまり世界のプレイとまだまだ比肩するには十分ではないんですよね。そういった実力差、よく言えば伸びしろもしっかりと伝えることも必要な気がします。個人的にはすべての選手が頑張ったし、それは称賛に十分価するけど、これから先を見据えたときには今のままでは不十分だと思ってます。
まずは戦略。最初のドイツ戦やオーストラリア戦はやっぱり戦略のミスが多いと思うんすよ。3ポイントは大事だけど、そこに頼り切って無茶な3ポイントを連発してる。シュートセレクションが悪い。アシストがあり、フリーないしは打ちやすいタイミングでの3ポイントならリバウンダーもフォローに入りやすいけど、唐突に繰り出して外れたらだれも拾えないよね…。
要はチームバスケットになっていないと思うんす。
その辺はね、アシスト数を見ても、負けた試合の対戦チームと比べての少なさが物語っているよね。ポイントガードがカットインしてからのゲームメイクが日本には一番合っていると思うのです。ペイントエリアでのしっかりしたポストプレーやビッグセンターがいないチームにあってはなおさら。なので、私は3ポイントより優先すべきはそこだと思っています。
それから、アシスト数が少ない以上はある程度ボールを持ってからの個人技の得点に頼ることになると思うのですが、その際の個人の技量が世界のそれに追いついていない。ここもまだまだ大きな伸び代があると思っています。無理なペネトレイトや未熟なボールハンドリングからのターンオーバーを何度も見ていると、これがアメリカ相手ならもう20点は差がついてるね…とか思うわけです。どフリーでシュートを外すことも少なからずあったし。改善点は多く、そういう意味では、パリ五輪前にそれぞれが課題を認識して個々人のプレーの向上を目指してほしいです。
あと戦略面でいうなら、もっとフリースローをもらえるプレーをした方がいい。ファールをもらうことを意識したシュートやポストプレーをできるだけ増やすことで、それは可能だと思うんですよね。昔でいうNBAのバークレー的な。得点の半分、フリースローだったもんね。CやPFには負担は大きいけど、確実に点を取れるセットプレーの引き出しの多さが大事な場面で生きてくると思うんす。
いいところもあります。それはディフェンス。他のチームと比べて間違いなくアグレッシブなディフェンスをしてました。これはゲームの重要局面で機能してました。コート中央あたりでダブルチームに行くシーンとか何度かありましたね。ああいういい意味で高校生のようなハッスルプレーは、外国のプロ然としたチームには少なく、好感が持てました。
結論って訳でもないんですけど、昔の日本代表のゲームよりは進化していると思います。田臥さんや渡邊さん、八村さんが切り開いた道を見て育った若者が台頭してきて、これからも世界のプレーをたくさん見て、さらに増える。そして背の低い日本人でもできるプレーの幅の広がりとか、海外のチームにも勝てることをみんなが認識したこのワールドカップだったとも思うんです。だからこそ、次のオリンピックでは今よりも1ステージも2ステージも上のレベルで戦ってほしい。
トム・ホーバス監督も重責だったと思うので、まずはゆっくりしてほしいし、選手も同様。ただこれからオリンピックまでは、まずは個人技能の向上をそれぞれが課題として取り組み、クイックネスは活かしつつも、しっかりとしたアシストやチームプレイの感じられるゲームをできるように準備してほしいです。
心から応援してますので。
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]]>近年、TVの視聴時間を圧迫して久しいと言われるYouTubeですが、個人的には音楽のLIVEやMV、楽曲もの以外はほとんど見ることがありませんでした。
所謂、番組的なチャンネルは特に見たいものなかったし、YouTuberという人たちにある種の抵抗感がありまして…(歳のせいであることは十分理解してます…)。
ところがこの半年ほどなのですが、何となく見ていた焚き火の動画から始まり、そこから派生していろんな方のチャンネルがあることを今更ながら知り、なんとなく定期的に見る番組ができました。遅いといえばかなり遅いのですが、いろんな著名な方の暮らしぶりなどを拝見できて、世の中を知るという。なるほど、面白いしTV見るより時間増えるかも(笑)。とりあえず、そんな習慣ができつつあります。
数多ある番組の中でも特に趣味に特化したものが楽しくて、よく拝見するのが芸人さん系のYouTube。内容的には、キャンプだったり、車だったり、DIYやインテリアとか飲食だったりするのですが、その中でもこだわりを持った様々なグッズを飾り付けたお家の様子を見るのは楽しかったりします。
やっぱり代表格としては、所ジョージさんや千原ジュニアさんだったりするのですが、これらを見ていると、本当に「男の夢」だよなぁと素直に感心しますね。多岐にわたる趣味を突き詰めて、それらが並走していくので、幅が広くそして深い。あれだけ多忙なスケジュールで仕事をしている中で様々なジャンルにアンテナを張って情熱の注いている姿は脱帽ですね。
特に所さんやジュニアさんやその周辺に出てくる方々は、レアなグッズをなどを惜しげもなくあげたりして…。それらが芸人さん界隈で回っていったりして。所得の多い人の特権というか、すごい世界もあるもんだと(笑)。
という番組を見つつ感じたことがありましてね。仮に私が今、彼ら並みの所得があったとして、同じことをやるだろうかと。ものをあげる、あげないではなく、多方面の趣味の品をコレクションして飾り付けて自分の心地よい環境を整えていく作業、とでもいいましょうか。これね、多分、今なら所得があってもやらないだろうな、と思います。
所さんは例外と思いますが、多分、こういうことに血道をあげる年齢っていうのがあるような気がします。多分、購買意欲が高い時期って30代から40代だと思うんですよね。物欲には、きっとインサイトに「自己実現の成果の確認」みたいな側面があって、それを満たしたい時期がこのお年頃のような気がするんです。
私ぐらいの年令になると、一般的にはむしろ集めてしまったものを如何に減らしていくか、物を取捨選択する時期になるのではないかと。熱心に集めたものが、この先なにかあったとき(例えば不慮の事故とかね)、どのように処分されてしまうのか?のほうが、気がかりになりましてね(笑)。著名人とは全然環境も違うから、彼らにはそういう心配は必要ないと思うのですが、私の周りの方でも、収集癖のある方は同じような気持ちなのではないかしら?
例えば、楽器以外でもCDやトレーディングカードやカメラや自転車、アートやヴィンテージもののグッズや家具など、何でも一時期はそれに没頭することがあってもお墓までは持っていけないし、ある程度の物量や年齢になった時に、ふと物欲が絞られてきて、本当にいるものを少しだけ残したいという気持ちになるような気がします。私は精神的には現在ミニマリストへの憧れのほうが強く、最終的には、ほとんど物のない暮らしが理想だし。いつに日にか、ベースも2,3本、本当に必要なものだけにしたいしね。
もしね、私がまだ30,40代で、所得があってイケイケなら(笑)、きっと同じような生活に憧れるし、迷いなくそうしてしまうと思うのですが、幸いにもそういう年齢でもないので、ある程度、こういう番組を心穏やかに見られるので、楽しいのかもしれません(笑)。
SNSやこういう動画は本当に夢もあるけど、憧れる人には辛いだろうし大変だなぁとも思います。いや、それがモチベーションになるのかな?私といは別世界のこととして素直に楽しんでます。
あと手の届く趣味としては(高コストででもコレクションでもないこと)、新しい世界を教えてもらるので、それは役に立ちますね。
改めて、こういう動画番組がたくさん溢れている時代は良いと思いつつ、巻き込まれたくなる年齢じゃなくてよかったなと変なところで安心してたりします(笑)。
しかしホント、彼らの趣味に投じる金額はすごいなぁ(笑)。これからも楽しい動画は夢の世界として楽しませてもらおうと思う次第っす。
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