fender USA jazzbass 64年

    ヘッド

ボディ

さて、言わずと知れた名器fenderjazzbassの64年白ベッコウです。
近年プレCBSのfenderの値段は、常道を逸してますね。私がこのベースを購入したしたときは、まだオールドの値段がそれでも50万〜70万ぐらいだったでしょうか。今では軽くその倍はします。「男の60回」ローンを組んでおいて良かった。←このヘンのコピーが分かる世代の方、もうオッサンです(笑)
特徴ですが、いわゆるジャコの音です。リアのヌケの良さはもちろん、フロントとリアをフルテンにしたときは、密度の濃い音がするのでPOPSなど新しめの音楽もイケちゃいます。

この年代は職人が1本1本丁寧に作ってますので、近年のベースとは造りの精巧さが違います。例えばネックポケット。ほとんど遊びがありません。ねじをはずしても力を入れないとボディからネックが抜けないほどピッタリに作ってあります。70年代になるとセンターがずれている楽器を時々見かけますがそのようなことは、この年代に限ってはほとんどありません。

またもう一つの大きな違いとしては「使っている木材の質」です。潤沢に素材のあった頃ですし、充分な乾燥期間を置くことができた時代です。ボディはブロンズカラーのアッシュ以外は比較的軽めのアルダー、指板は今では基本的に輸入できないハカランダがスタンダードの仕様ですね。

指板

この年代を買おうと検討されている方、是非早期に手に入れることをオススメします。多分値段が下がることはないので早い者勝ちです(笑)。
購入時の留意点は、以下の通り。

値段は音を(ほとんど)反映してません。価格決定要素のほとんどはオリジナル度の高さや見た目の状態だと思います。プレーヤー志向の方はあえてオリジナルにこだわらす、ネックがしっかりして、ボディがオリジナルのものを選んでみてはいかがでしょうか?比較的安い値段で購入でき、オールドの音を充分感じられると思います。もちろんピックアップもオリジナルに越したことはないですが、最近はリプレイスでもいいものがあります。好みの部分もありますのでいろいろ試してみることをオススメします。

オリジナルにこだわる方は、是非コントロール部の中まで開けてポットのシリアル番号まで確認しましょう。シリアル番号の中に製造年が刻印されています。うちの楽器にも4桁の数字の頭2桁に63という刻印があります(後の2桁は製造週数)。意外と外見だけでは分からない改造もありますので、とりあえずネックもはずして日付もみましょう。ピックガードもオールドは現行品のように平面的ではなく深みがあります。セルロイド製で経年変化のため縮んでいるケースが多いです。
とにかく納得いくまで店に付き合ってもらい確認しましょう。車並みに高い買い物ですから(笑)。

ピックガード

とりあえず、弾いてみればこの年代の楽器のすばらしさが分かると思います。一生のお付き合いのできる楽器ですから、ながーーーーーーい目で見れば、損はないと思いますよ!

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